レイルウェイ・ライターの種村直樹氏が2014年11月6日20時43分、東京都内の病院で死去していたことがわかった。78歳だった。葬儀は12日10時30分から台東区の葬儀場で行われる。

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 種村氏の著書の多くにイラストを提供していた北川宣浩氏によると、かねてよりの病気療養中でのことだったという。北川氏は自身のブログで、長年の交流についてや、種村氏の活動を振り返る追悼記事を公開している。

 種村氏は1936年に滋賀県で生まれた。京都大学法学部を卒業し、毎日新聞社に入社。国鉄担当として活躍したのち、1973年に毎日新聞を退社。以来、鉄道に関するルポルタージュや時事評論、推理小説まで幅広く執筆した。特に汽車旅ルポルタージュや『鉄道旅行術』に代表されるノウハウ本では数多くの鉄道ファンを育てた。