毎度世の中についていけない「無所可用、安所困苦或」でございます。そんなワタシですがいまさらながらにガールズ&パンツァーにハマってしまいまして、大洗へ聖地巡礼に行ってみたくなりました。

3月末に、大洗海楽フェスタというイベントがあり、ここではガルパンの声優トークショーなどもありました。しかし昨年の盛り上がりからすると現地の混雑も往復の交通も大変であろうと予測。日和って別の日にすることにしました。なのでイベントレポートとかは期待しないでください……大洗、普段の平日の聖地巡礼レポートです。

【関連:2013年「海楽フェスタ」ガールズ&パンツァーリポート】

まずは柏駅へ出て「フレッシュひたち」号に乗り、水戸を目指します。普通列車のグリーン車もいいなと思ったのですが、柏からだと特急料金のほうが安いことを知りましたので特急です。鉄道ファンのくせに時刻表を読まずにスマートフォンの乗り換え案内に安い運賃&料金を知らされる自分に少し反省しております。
水戸からは鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗り換えです。ここでやってきたのはガールズ&パンツァーラッピング車。早速気分が盛り上がります。盛り上がりすぎて写真忘れました。

ラッピング車は車内もガルパン仕様です。またこの6000形気動車は転換クロスシート装備でそれも楽しみでしたが、結構乗客が多くクロスシートには座れませんでした。尚鹿島臨海鉄道大洗鹿島線ICカード乗車券は使えません。切符を買うのもいいものですよ。

大洗駅に到着しますと、ここでもガールズ&パンツァーのポスターが。改札を出た左手の売店ではガールズ&パンツァー関係のグッズも多数販売されており、大洗でなければ入手できないものも。
帰りには駅に戻るのですから帰りに買えばいいものを、ついていきなり買ってしまうという行動に。重くはないものの嵩張るものもありやっぱり帰りにしたほうがよかったです。

駅でだいぶ時間を使いましたが、大洗町の中心部目指して散策に出発します。
商店街を中心に、「ガルパン街なかかくれんぼ」という、2013年の海楽フェスタで行われた54人のキャラクターの等身大パネル設置が、今も(2014年4月)行われているということで、まずはそれを見て回ります。
駅に最も近いところにいるキャラクターは「エルヴィン」。ちゃんと立っていましたが、道が狭いためガラス戸の向こう側でした。でもこれで、まだパネルが立っているんだということが確信できました。お気に入りであるノンナ、カチューシャのパネルが楽しみになります。
歩を進め、街の中心部へと向かいます。立っているキャラクターはじわじわと増えてゆきます。
やがて、アニメにも登場する道へ。アニメで見たとおりの街並みは、やはり心踊りますね。等身大パネルもチェックしながら歩いてゆきます。

やがて、ガルパンプランもあるという割烹旅館「肴屋本店」のあるS字カーブへ。ここはアニメの名シーンで登場したお宿。ご存知の方には説明するまでもないですが一応書いておきますと、対戦チームの戦車に追われた主人公たちの戦車はこのS字カーブを巧みに切り抜けます。しかし追いかける対戦相手の戦車のうち1両が曲がりきれずに肴屋本店さんに激突してしまうのです。このシーンは様々な視点で描写されており、追いかける側の戦車からの視点、というシーンもあります。聖地のお約束として写真を撮影します。肴屋本店さんのパネルは主人公たちを追いかけた聖グロリアーナの隊長「ダージリン」です。

またこの周辺は特にパネル設置しているお店が多く、撮影させていただいたお礼に買い物したりも。大洗女子校手拭いなどのグッズもあったりします。
ここを過ぎると商店街は一段落しますが、この先少し離れたところに「ブリザードのノンナ」「地吹雪のカチューシャ」やホテルの売店でアルバイトしている「冷泉麻子」(作中でアルバイトしているのではありません)などのパネルも控えていますので、先へ向かいます。
住宅街を歩くこと数分、なんとノンナとカチューシャのパネルを置いているお店は定休日でお休み!平日はこういうことがありがちですが、大洗からの「またの日を待ってるぜ」というメッセージでしょう。
気を取り直して冷泉麻子のいるホテルへ。パネルの撮影をしたいとホテルの方に伝えると、心よく案内してくださいました。残りわずかという冷泉麻子の名刺もいただけてうれしいかぎり。ガルパン絵柄のお土産があったので購入しました。

等身大パネルはお店やお宿にあるので、お店に入らせていただいて写真も撮影させていただくのですから、少額でも買い物をして少しでも還元をという気持ちになります。しかしこちらがそこまでしなくても、どこのお店でも撮影に非常に心よく応じてくださり恐縮至極。ガールズ&パンツァーという作品が大洗に受け入れられている感じが伝わってきます。

さてホテルの向かいは大洗磯前神社。結構大きな神社です。丘の上にありますが、この神社への坂道(車道)もアニメに登場した聖地。坂道を通って神社へと向かいます。
神社に着くと、本殿横に巨大な「ガールズ&パンツァー絵馬」が。予備知識はありましたがいざ目の前に現れると、本気とはこういうことか、と思わせる大きさです。

聖地巡礼に来た方の痛絵馬もいくつもかかっています。またこの神社は巡洋艦那珂に縁があるため、艦これの提督の方の絵馬も見られます。
お参りをして、ガルパンの作品中で主人公達が通った道をなぞって、坂を降り海岸沿いの道を経由して商店街に戻ります。このときすでに13時を回っており、昼食にします。そろそろオーダーストップになってしまう時間です。
昼食に入ったのは、旅館さかなや隠居の付属の鮮魚料理店「平成魚松」。こちらで刺身松定食をいただきました。鮮度の良い魚介には無言になってしまいます。特にまぐろ、赤貝は非常に美味でした。

昼食後は再び商店街を散策。午前中とは光線が変わっているので撮影を見送ったパネルや情景を撮り直したり、行きに忘れたパネルを見に行ったりしつつ、大洗駅へと戻りました。
大洗から水戸への帰りの列車はまたしてもガールズ&パンツァーラッピング車です。しかも朝とは別のラッピング車(ラッピング車輌は2輌あります)でこれもまたラッキーでした。

平日、観光客も聖地巡礼者もそれほど多くない日をあえて選んだつもりの聖地巡礼ですが、大洗でのガールズ&パンツァーの本気度はイベントだけでなく平日でも十分に感じられました。パネルをきれいに保つには結構な手間がかかるであろうと思われるのですが、作品に愛着があってこそできることではないかと感じました。数人の巡礼仲間がいましたが、この数人のために毎日パネルを立ててくださるお店の方には大きな感謝を送りたいです。
撮れなかったノンナ、カチューシャの撮影と刺身を食べに、暑くならないうちにもう一度、と思っています。

(取材:エドガー)