初代「ウルトラマン」のNG集約60分のフィルムが関係者の自宅から発見されたことが、NHK「news Watch9」23日放送の中で明らかとされた。

番組では、「嘘の中にリアリティを追求するため、徹底的に本物にこだわった」という関係者の証言とともに、それを裏付ける未公開NG場面が紹介された。

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例えば、ウルトラマンが怪獣を持ち上げるシーンでは怪獣とともにセットに植えられていた木を持ち上げてしまう。しかしその木には根っこが確認でき、セットには本物の木一本一本が植えられていた事が分かる。

他には、“炎がまったく効かない”とう設定のジャミラのシーンで、炎を吹きつけられたジャミラが燃えてしまうNG場面も放送。ジャミラが燃え上がると、数人のスタッフがかけより必死に消火活動するところまで映し出されていた。
このシーンについて当時のキャメラマンは「アニメーションの火はアニメーションの色だから」と語り、とにかく“嘘の中にリアリティを”という信念を貫き通した姿勢が改めてわかる場面になっている。

なお、この映像はNHKの番組ホームページで視聴可能。そして2014年1月発売の「ウルトラマンBlue-ray BOX III」にも収録が予定されている。

参考:news Watch9「ピックアップ」2013年10月23日放送