貞子8月30日公開された「貞子3D2」。角川シネマ新宿では、初日舞台あいさつが行われた。

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貞子3D2


登壇したのは、今作のヒロイン瀧本美織、前作から引き続き出演の瀬戸康史、山本裕典、田山涼成。そして今回“貞子の子”かもしれない重要な役を演じた平澤宏々路(子役)、監督の英勉。そして貞子。
舞台挨拶の最後には、「リング」シリーズの原作者である鈴木光司が本作の公開を祝うためサプライズで登場し満員の会場を大きく賑わせた。

――登壇者 コメント
●瀧本美織
今日は皆様ありがとうございます。私は、“元気”とか“笑顔”とかというイメージを皆さんに持っていただいていることが多いのですが、今回初めて、デリケートで壊れやすい役を演じました。怖がりなのでなかなか台本も読めなかったのですが、皆さんに支えられて最後まで演じることが出来ました。『貞子3D2』は、お化け屋敷のようなアトラクションでありながら、親子・家族愛に溢れた作品です。皆さんぜひ楽しんでください。

●瀬戸康史
前作から引続き出演することができて、皆さんに感謝しています。今回は、前作と違って、悩んだりして何かを背負った役柄になっているのですが、ただ表情で演技するのではなく、そういう雰囲気を出すような芝居をしました。本作は、ただ怖いだけでなくしっかりとしたストーリーも楽しめる作品です。3D 版を一度観てストーリーをおさえてから、“スマ4D”版でスマートフォンと一緒にさらに楽しむ、という観かたがお勧めです。

●平澤宏々路
特殊メイクをした自分の顔がとっても怖くて、見ることができませんでした。

●山本裕典
前作では、一人で芝居をするシーンしかなかったのですが、今回は瀧本美織さんと話すシーンがありました。柏田は、人と話す時どうやって話すんだろう?と考えながら演じましたね。もし次回作が作られることになったら、またきっと柏田は登場します!

●田山涼成
(観客に向かって)いやー、『貞子3D2』怖かったですね!僕なんか一辺に髪の毛が抜けちゃって(笑)。見事なホラーになっていましたね。瀧本美織さんが「台本の表紙が黒くて怖いからまだ読んでない」と言っていたのが印象的でした。尋常じゃないですよね(笑)

●英勉監督
皆さんに楽しんでもらえることができたらハッピーです。大ヒットして『風立ちぬ』を超えるかも知れませんよ!
“生きねば“(『風立ちぬ』のキャッチコピー)の後は”死なねば”で行きたいと思います。

●鈴木光司
貞子は、かつては劇団に所属し女優を目指す、美しく可憐な少女だったんです。映画や、舞台にでるのが夢だったんです。その夢が、皆さんのおかげで叶いました。ありがとうございます。(舞台にいる貞子に向かって)貞子、これで成仏するんだ!