廃墟17日(土)にフジテレビで放送された「ほんとにあった怖い話」に本物の幽霊が写りこんでいると話題になっている。

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廃墟


「ほんとにあった怖い話」は、朝日新聞出版から奇月に発売されている実録恐怖漫画「HONKOWA」(旧タイトル:ほんとにあった怖い話)が協力する人気ドラマシリーズ。毎年夏に放送されている。

今回問題となったのはHKT48の指原莉乃さんが主演した『蠢く人形』。指原さんともう一人の出演者がドアから部屋に入り「あの人形捨てたんじゃなかったの?」というセリフのシーンに写っているというのだ。

編集部でこの映像を確認してみると、確かにファントムのような白い仮面顔が二人が部屋に入ると同時に左手から現れふわふわと覗いているのが見えた。

ただ、これよーくみると、本当に仮面のようにも見え、実際のところ幽霊なのかどうかは不明。動き方は少し人間離れしている気もするが、確認した編集部スタッフ全員で「うーん」と唸ってしまった。

テレビ関係では視聴率稼ぎを目的に、視聴者が驚き注目するようなことを意図的に映像内に入れる「仕込み=やらせ」と呼ばれる演出を行うことがある。
ただし、こうした行為は最近では一般から厳しく批判される対象となっており、また問題があれば、すぐに放送倫理・番組向上機構(通称:BPO)により調査されるため、傾向としては減ってきている。
そうした流れから、今回の映像もフジテレビがそこまでのリスクを犯して行ったとは考えにくい。

ただ、折角あるBPO。もし真実であれば調査されてもフジテレビにとっては痛くも痒くもないはず。むしろ外部機構により本物と認定されれば、「幽霊」の存在解明に役立つ素材となること請け合いだろう。是非、この機会、BPOさんには本映像の徹底調査を行ってもらいたいと願う。

※写真はイメージです