宇宙兄弟渋谷駅前に鎮座する“忠犬ハチ公像”に対し、新宿駅東口のアルタ前に4月6日(土)、おバカ犬で知られるアニメ『宇宙兄弟』のアポをモデルにした“アポ公像”が設置されることが分かった。


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渋谷のハチ公は帰らぬ主人を待ちわびるという美談で有名。今だ設置される像からは当時の姿そのままに、勇壮な姿をみせている……。

対して、新宿駅前の“アポ公像”は……。アニメ#30では知らない人にホイホイついて行き行方不明になったというおバカ犬伝説も残るとおり、『勇壮な“居眠り姿”』を披露する予定という。

非常に残念もとい、記念すべきこの“アポ公像”設置。
実は、アニメ『宇宙兄弟』の放送時間が、これまでの日曜朝7:00から土曜17:30に変更になることを記念したPRイベントの一環として行われるもの。
しかもそんな重大事項の宣伝大使として、“おバカ犬”こと、アポが就任。4月6日(土)は朝からアルタ前でPRに勤しむという。

『勤しむ』という表現が適切であるかは不明だが、像は先にも触れた通り“居眠り状態”。さすがのおバカ犬、まったく空気が読めていない。ホイホイ移動可能なバルーン素材で作られているだけのことはある。

しかも、設置される“アポ公像”。通常“居眠り状態”なため、こちらが起こさないと何もしてくれないらしく、寝ている間はZZZ映像か、半眠りカメラ。
ちなみに、アポについているリードのボタンを押すとアポは目を覚ましてくれる。目を覚ますと、番宣のムービーやアポが見ている夢など計7種類の特別映像が見られる仕掛け。

(ドヤ顔のアポ公像)

(ドヤ顔のアポ公像)

(半眠りカメラのアポ)

(半眠りカメラのアポ)

ただし、このアポ。一つだけいいことをしてくれる。時間には正確な目覚まし犬らしく、放送時間変更後の初放送17:30にはきっかり目を覚まし、『第一回目放送 パブリックビューイング』を開催するという。

……でもやはり、10:00から17:30までの時間は始終居眠り状態。
こんな大規模な仕掛けにも関わらず、その間はお客さんにアポを起こしてもらわないと、番宣にもならない始末。
当日新宿などにお立ち寄りの方は、おバカ犬“アポ”の宣伝大使活動を是非助けて上げて欲しい。

パブリックビューイング…ロケット打ち上げなどの際、多くの人が集まり大型映像装置で一緒に視聴するイベント。

アニメ『宇宙兄弟』オフィシャルページ
http://www.ytv.co.jp/uchukyodai/

(文:虹子)