1985年の初演以来、世界43カ国、21ヶ国語で上演され、6000万人を超える観客を動員。27年間休むことなく上演が続き、人々の心をつかんで離さないミュージカルの最高傑作「レ・ミゼラブル」。

それを映像化した同名映画作品が、日本公開を目前に控え、2012年12月18日(火)、皇太子殿下がご臨席するなか特別チャリティ試写会が行われた。


【関連:宝塚歌劇団「逆転検事」公演決定!悠未ひろ演じる御剣が主人公!】
 
試写会には、「英国王のスピーチ」でアカデミー賞(R)監督賞を受賞した名匠トム・フーパー監督、主演のヒュー・ジャックマン、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュが本試写会のためだけに緊急再来日した。

試写会場に到着された皇太子殿下をトム・フーパー監督ら3人がロビーでお出迎え。「ヒュー・ジャックマンです。」と日本語で挨拶し、ヒューと皇太子殿下は握手を交わされた。

舞台挨拶では、ヒュー・ジャックマンがまず日本語で挨拶。ヒューは日本で3つの夢があり、そのうちの一つが「皇太子殿下とご一緒にこの映画を観られること」と語り、今回隣同士で着席して上映会を観ることができたことに喜びを語った。

「レ・ミゼラブル」はヴィクトル・ユゴーによる原作小説が1860年に発表されて以降150年もの長い間、世界中の人の心を動かしてきた作品。
日本では、過去「ジャン・バルジャン物語」という題名で書籍・アニメ化されたこともあり、そちらでの名称で覚えがある人も多い。

今回の映画版では、映像ならではの壮大さでミュージカル舞台上では表現しきれなかった世界観、繊細な描写をCGなども駆使して再現している。

劇中では、スーザン・ボイルが歌って、その楽曲の素晴らしさが改めて広く知られることとなった「夢やぶれて」(I Dreamed a Dream)をはじめ、「ワン・デイ・モア」(One Day More)、「民衆の歌」(The People’s Song)など、心揺さぶる数々のナンバーに彩られ、偽りや飾り気のない人間のありのままの感情が、時には激しく、時には優しく、浮き彫りにされていく。

全編を通じて謳われるのは、愛と勇気、そして希望。
どんな逆境でもくじけずに、今日という一日を全力で“生きる”ことの尊さを教えてくれる登場人物たちの姿に、温かい涙を流さずにはいられなくなる。

 

――舞台挨拶内容

▽ヒュー・ジャックマン:
コンニチハ!私は日本に来れてとてもうれしいです。(ここまで日本語)
トム・フーパー監督、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュと一緒に日本に来られたこと、また、皇太子殿下のご臨席をたまわり、とてもうれしく思っております。

私には日本で3つの夢があり、それを実現できました。
1つめは、12歳の息子と富士山に登頂できたことです。
2つめは、ミュージカル映画に出演できたこと、それもアカデミー賞監督の『レ・ミゼラブル』に参加でき、うれしく思います。
3つめは夢というより大変光栄なことになりますが、皇太子殿下とご一緒にこの映画を観られることです。
(日本語で)アリガトウゴザイマス。

――上映終了後のコメント

Q.この本試写会のためだけに日本に来てくださったとのことですが、出席されてみていかがでしたか?

▽ヒュー・ジャックマン:
大変光栄なことです。
皇太子殿下とお会いでき、いっしょに本作品を観られたこと、また、皇太子殿下は慈善活動もされている素晴らしい方で、今日のことは本当に忘れられない経験になりました。

Q.上映前に皇太子殿下をお出迎えした際、また、上映後も皇太子殿下とお話された際、どのようなことを話されましたか?

▽ヒュー・ジャックマン:
お出迎えさせていただいたときは、日本語でいくつか挨拶させていただき、皇太子殿下からも上手に話せているとOKをいただきました。
上映後、若いころ『レ・ミゼラブル』の原作を読んでいて、また舞台も観ておられたと話されていて、忙しくて映画をあまり観られないけれど「この映画は素晴らしく興奮した」と、おっしゃっていただきました。

Q.ゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネートおめでとうございます!

▽ヒュー・ジャックマン:
(日本語で)アリガトウゴザイマス!
この作品の一部としてノミネートされたことは本当にうれしい。
ハリウッドではミュージカル映画が成功することは難しいけれど、この作品がきちんと認知されてうれしいです。
これからもミュージカル映画がたくさん作られることを望みます。
そして、この作品は感動的な映画で、人の心を動かせる作品に出演できたことがうれしいです。

皇太子殿下より「素晴らしい映画を観させていただきました。感動いたしまし。」
とのお言葉に、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュは「来年は舞台のほうもありますので、そちらもご覧ください。」と返していた。

皇太子殿下とトム・フーパー監督は、同じオックスフォード大学出身ということで、大学時代の思い出を長く語っていた。