和月伸宏の漫画「るろうに剣心」(週刊少年ジャンプ/集英社)を原作にした、大友啓史監督・佐藤健主演の同名実写映画が2012年12月14日(金)、ハリウッドエジプシャンシアターにて開催された「LA EigaFest 2012」オープニング作品として選ばれ、北米プレミア上映が行われた。


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実写映画「るろうに剣心」は、国内では2012年8月25日(土)に公開された映画。
“究極の剣客アクション・エンターテイメント”をキャッチコピーに、国内で興行収入30億円を記録した。

今年2回目を迎えるLA EigaFestは、日本映画をアメリカに定着させることを目的とした、世界のエンターテイメントの中心地ハリウッドで開催される映画祭。
プレミアを記念し、大友啓史監督と相楽左之助役青木崇高が渡米し、記者会見を行った。

大友監督は、「15年前、2年間LAに住んでいた時色々な映画館でさまざまな映画をみまくりました。
エジプシャンシアターもその一つでした。当時は自分が監督した作品がアメリカの映画館で(しかも映画の聖地、ハリウッドで!)上映されるなんて夢にも思っていなかったので、自分の作品がこの映画の都でかかるのは感慨深いとともに、素直に嬉しく思います。」
また青木も、「僕も初めてLAに来たのは12年前。当時はバックパッカーの一人旅で、ちょっと日本語がしゃべれる外国人のおじさんに400ドル騙し取られました(笑)。当時は役者になろうとも思っていなかったので、今日こういう形でまたLAに来ることができて、非常に嬉しいです。(青木)」と北米プレミアの喜びを伝えた。

その後、上映会場にも登場した二人。会場は、600名を超える日本映画・カルチャーを愛するファンで超満員。冒頭、剣心の登場シーンでは会場にどよめきが起き、剣心の台詞『おろ』では大爆笑が沸き起こった。
人気キャラクターが登場する度にアメリカ人らしい「待ってました」と言わんばかりのビッグ・リアクション。アクションシーンでは、激しさを増すごとに観客の興奮も比例して増し、拍手が鳴りやまないシーンも多くあった。

試写会後のQ&Aセッションでは、大友監督、青木はファンやマスコミから質問責めに。
「続編はあるのか?そしてその続編に志々雄真実は出るのか?」という質問がされると、会場一の盛り上がりに。
『いま、色々と考えているので、もう少し待っていてください。アメリカのみんなが応援してくれたら、続編が決まるかも知れません!』と大友監督が答えると、会場からはオーッと歓声が上がり、青木も『みなさまの力で左之助をもう一度やらせてください!』とたたみ掛けるなど、興奮醒めやらぬまま、無事に終了した。

試写後のパーティーでも大友監督と青木は、ハリウッドの熱狂的ファンにずっと囲まれ、サインや写真撮影などに快く応じていた。

12月16日(日)に閉会した本映画祭では、『るろうに剣心』のほか、『桐島、部活やめるってよ』『テルマエ・ロマエ』『へルタースケルター』『らくごえいが』『のぼうの城』『おおかみこどもの雨と雪』など、話題の日本映画が上映された。

なお、「るろうに剣心」は、シンガポール、フィリピン、香港、台湾でも続々と劇場公開が開始されている。
フィリピンにいたっては日本映画史上最高のオープニング成績を飾り、初日5日間で1,051万ペソ(約2,154万円)の興行成績を記録。

アジア各地を席巻する中、日本では、12月26日(水)にブルーレイ&DVDリリース、レンタル/オンデマンド配信が開始される。