子供の頃は常識だったけど、いつのまにやらそうではなくなってしまった事ってありませんか?

 ふと思い出すと笑ってしまう、「子供の頃はあたり前だったこと」を、今回は昭和40年から50年頃生まれの方の経験を中心にご紹介いたします。

・ハンバーガーはマクドナルドじゃなくドムドム

・ジュースの瓶は酒屋で売る

・電車(汽車)や飛行機など公共の乗り物の中は喫煙可

・学校のテスト用紙やお知らせなどの印刷物は、担当の先生がワラ半紙にガリ版印刷で印刷

・小学校には冬でも半袖の子供がいた

・バイトの最初の時給が500円前後(450円~550円)

・ファミリーレストランやデパートの食堂はオシャレをして行く特別な場所

・アイドルのファンはとりあえず「明星」

・中学生、高校生が化粧をすると不良

・喫茶店への立ち入り禁止

・酒屋では酒を買ったらその場で立ち飲み可

・小学生の男の子は皆半ズボン(今でいう「ショートパンツ」)

・雑誌には「文通相手募集」という、一般人が自分の本名と住所を晒して文通相手を募集するコーナー常備

・悪いことをした生徒を先生が殴る

・お父さんのお給料は現金渡し

・字が汚い人は「日ペンの美子ちゃん」

・体育教師は竹刀や物差しなどの武器を装備

・「カップル」は「アベック」と呼ばれる

・公衆トイレの壁には相合傘の落書き

・橋の下や林の中にはエロ本

・テレビの音を録音する時はラジカセをそのままテレビにあてて録音

・映像を録画するテープはVHS派とベータ(ベータマックス)派にわかれる

・弁当箱はアルマイト

・大人の男性のバックはセカンドバック

・金持ちの家には鹿や熊など動物の剥製、もしくは巨木の輪切りがある

・クラスに一人はラジオやテレビに葉書を投稿する「葉書職人」がいた

・アイドルはトイレに行かない、おならもしない

・鉛筆を削るのはボンナイフ

・将棋か囲碁のどちらかは家庭に1個

・怖いオヤジはアイパーかパンチ

 今回記事を執筆するにあたり、色々な方の意見を参考にしつつまとめたのですが、私自身昭和50年代生まれであるものの、鉛筆を削るのに「ボンナイフ」とやらは使ったことがありませんでした。ただ「時給500円」や「弁当はアルマイト」には懐かしさも覚え……。今はアルバイトの最初の時給っていくらぐらいなんでしょうかね?

 今回ご紹介させていただいた昭和40年から昭和50年頃までの「子供の頃はあたり前だったこと」は本当にごく一部です。これを読まれている方一人一人にはまた別の「あたり前」もあるのでは?本記事は今後何回かに分け、シリーズとして紹介する予定です。

 「私の子供の頃はこういう事もあたり前だったよ!」という更なるネタがあれば、是非Twitterやコメントなどで大体の年代を添えて、本記事に補足を加えていただけたらと思います。次回記事でご紹介させていただくこともあるかもしれません……。

(文:宮崎美和子)