兄妹による禁断の恋愛、絶対正義対悪の対決という要素を盛り込んだ、ニコニコミュージカル第8弾「カンタレラ2012 ~裏切りの毒薬~」が2012年3月7日(水)から3月13日(火)まで銀座 博品館劇場で全9ステージ上演されることが発表となった。

本作は、ニコニコ動画で170万再生を誇るボカロ曲『カンタレラ』『パラジクロロベンゼン』『サンドリヨン』の世界観をもとに創り上げられたオリジナルミュージカル。


前作は2011年8月に「全労済ホール/スペースゼロ」にて公演され、人気の舞台俳優と共に、ニコニコ動画の“歌い手”を起用し話題となった。

今回上演が決定した「カンタレラ2012 ~裏切りの毒薬~」では、楽曲・脚本をリニューアル。そして大幅なキャスト変更により、全てを一新。
また、舞台系俳優を中心とした配役により、ミュージカルでありながら、心理劇の側面も強化するとしている。

なお、観劇方式は、ニコニコミュージカルではお馴染みの、リアル観劇・ネット観劇両方とも可能。
リアルチケットは、税込6,800円で1月13日にプレミアム先行とファンクラブ先行が販売開始。
ネットチケットはプレミアム会員:500円、一般会員:1500円で販売される。

【演出/振付】上島雪夫
【原案】 カンタレラ(作詞/作曲:黒うさP)
【原案協力】サンドリヨン(作詞:orange、作曲:Dios/シグナルP),パラジクロロベンゼン(作詞/作曲:オワタP)
【出演】 チェーザレ・ボルジア:兼崎健太郎,サヴォナローラ:郷本直也,フェルナンド3世:齋藤ヤスカ,ホァン・ボルジア:小野田龍之介,ルクレツィア・ボルジア:野田和佳子,クラウディア/ヴァンノッツァ:彩夏涼,ミゲル:兼松若人,ジョバンニ・デ・メディチ:渡辺大輔  他

【あらすじ】
1495-1496年頃のローマ。ロドリゴ・ボルジアは権謀術数を駆使し教皇に上り詰めた。栄華を極めたボルジア一族の長男・チェーザレは、一族と愛する妹・ルクレツィアを守るため、己の信じる正義を貫こうとする。しかし、その正義は時に諸刃の刃となり、やがては守りたいものを傷つけていく。そして正義の陰には常に「悪」がつきまとう。チェーザレ、ホアン、ルクレツィア、ロドリゴ、チェーザレの唯一無二の親友であるジョバンニ、そしてあらゆる人々の心の陰に忍び寄り、その耳に毒の言葉を流し込む悪魔・サヴォナローラ。絡みつく策略、陰謀、禁断の愛、憎悪の渦中で、チェーザレとルクレツィアが導きだした答えとは…。ボルジアの家伝の毒薬「カンタレラ」がもたらすのは、悲劇の血か、奇蹟の涙か…。