「宇宙・航空」記事リスト
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ドイツ軍 無人偵察機へロン1のサービス契約を延長
エアバスは2020年7月9日、ドイツ連邦軍装備情報技術運用庁(BAAINBw)と無人偵察機ヘロン1の運用サービス契約を新たに締結したと発表しました。ヘロン1は現在、ドイツ空軍が現在派遣先のアフガニスタンとマリで運用しており、新型無人偵察機へロンTPの運用開始までのつなぎとして、サービス契約を延長するものです。 -
空母セオドア・ルーズベルトが7か月ぶりに母港サンディエゴへ帰着
アメリカ海軍第3艦隊は2020年7月9日、遠征航海に出ていた空母セオドア・ルーズベルトが母港サンディエゴに帰着したと発表しました。途中、艦内で新型コロナウイルスの感染が拡大し、乗組員が死亡するという予期せぬ事態に見舞われましたが、およそ7か月におよぶ遠征任務を完遂しています。 -
サーブがブラジルにグリペン機体工場開設 現地での生産体制を確立
航空機メーカーのサーブは2020年7月7日、ブラジルのサンパウロ州にあるサンベルナルド・ド・カンポに建設していた戦闘機グリペン用の機体部品工場が完成し、操業を開始したと発表しました。ここで生産された部品は、スウェーデンのリンシェーピングのほか、ブラジルのガビアン・ペイショートにある最終組み立てラインに送られます。 -
イタリア空軍F-35 アイスランド防空任務で初スクランブル
イタリア空軍は2020年7月3日、今月からNATOのアイスランド防空任務に就いている第32航空団のF-35Aが、初のスクランブルを実施したと発表しました。6月18日にNATOの完全作戦能力を獲得したイタリア空軍のF-35にとって、記念すべき初の実戦参加となります。 -
アメリカ独立記念日 各地で祝賀飛行などのイベントを開催
アメリカ独立記念日の7月4日、アメリカ軍は各地で記念のイベント「Salute to America」を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年とは違い大々的なものにはなりませんでしたが、航空機の祝賀飛行を中心に、トランプ大統領夫妻も出席して実施されています。 -
アメリカ 南シナ海での中国軍事演習を非難しつつ同日程で海空軍の共同訓練実施
アメリカ国防総省は2020年7月3日、中国人民解放軍が南シナ海の西沙諸島で7月1日~5日に実施した軍事演習に対し非難する声明を発表しました。あわせて7月4日~5日、南シナ海で空母ロナルド・レーガン、空母ニミッツとB-52爆撃機による共同訓練を実施し、この地域におけるアメリカの関与をアピールしています。 -
エアバス新型ヘリコプターH160 ヨーロッパの型式証明取得
エアバスは2020年7月1日、新型ヘリコプターH160が欧州航空安全機関(EASA)の型式証明を取得したと発表しました。エアバスでは、アメリカ連邦航空局(FAA)の型式証明も近いうちに取得できるとの見込みで、今年中に最初の顧客に機体を引き渡せるとしています。 -
イギリス空軍戦闘機 バルト海でロシア軍機に5回目のスクランブル
イギリス空軍は2020年7月1日(現地時間)、NATOのバルト海防空任務でスペイン空軍F-18とともにリトアニアに派遣されているユーロファイター・タイフーンが、ロシア軍機に対してスクランブルを実施したと発表しました。イギリスの戦闘機がロシア軍機に対してスクランブルを実施したのは、2020年5月の防空任務着任以来5回目となります。 -
ボーイングの巨大輸送機ドリームリフター ユタ州の学校にマスク50万枚を空輸
ボーイングは2020年7月1日、同社が普段航空機部品の輸送に使用している巨大輸送機ドリームリフター(B747-400LCF)が、ユタ州の学校に通う児童生徒、教員向けのマスク50万枚を空輸したと発表しました。新型コロナウイルス感染拡大に関連した、ボーイングによる個人用防護具(PPE)の空輸は、今回で12回目となります。 -
攻撃ヘリコプターAH-64アパッチが生産2500機を達成
ボーイングは2020年6月30日、攻撃ヘリコプターAH-64アパッチの通算2500機目となるAH-64Eをアメリカ陸軍に納入したと発表しました。1983年9月30日に最初の量産モデルであるAH-64Aが完成して以来37年、現在では日本を含む世界16か国で運用されています。