カテゴリー:びっくり・驚き
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日頃の料理に活用されるアルミホイル。あまりに薄いので忘れがちなんですが、これは金属素材であり、折ったり丸めたりすると容易に「アルミのかたまり」に変化します。このアルミホイルだけを使い、素晴らしい造形作品を作り続ける作家さんがいます。少年時代から30年以上にわたって創作に取り組む、箔屋スフィカさんに話をうかがいました。アルミホイルを丸め、ひねり、つまんだりして形を作り、組み合わせてできる作品は圧巻。
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カフェの入り口などでよく見かける「Open/Closed」の看板。一風変わったユニークな看板がツイッターで注目を集めています。動画を見てみると、まずは「open」が表示されている状態の看板が写っています。「p」の文字を上に持ち上げると……あら不思議。歯車が回転し、一瞬のうちにして表示が「closed」に変わりました。
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「出来た!動くミニチュアチェーン作ったから是非見てほしい」そんなつぶやきとともに、1分間の動画をツイッターへ投稿したのは鳴瀧さん。映し出されていたのは、バイクなどに使われるチェーン。といっても手のひらにチョコンとのっかるミニサイズ。しかも紙でできているというんです。洋菓子の紙パッケージで作ったそれは、驚くほどの精巧さ。実はバイクのファンアート制作のためにしたそう。制作工程はまさに「紙業」。
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アイシングクッキーでリアルな猫の姿を描いたのは、お菓子作家のまんなたぬきさん。愛猫のほしちゃんをモデルにしたアイシングクッキーは、まるで写真のように本物そっくりの仕上がり。キジトラ柄の模様や、きれいなみどりの瞳、印象的なピンクのリボンが完全再現されています。
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イラストは二次元の世界で描かれるものですが、三次元との境界線を踏み越えたように感じさせてくれるのが、トリックアートの魅力。パッと見た目では気づかないところに、仕掛けが隠れています。画家の晴夏さんがTwitterに投稿したのは、背中をつまみ上げられたハリネズミのイラスト。よく見ると、つまみ上げているのは本物の指です。つまみ上げられたハリネズミの背中部分に切れ込みを入れ、そこをつまんでいるのでした。
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RCカーの中にはドライバー人形をのせられるものがあり、よりリアルに楽しむことができます。でも、どうせなら人形も一緒に動かしたい……と思うのも、モデラー心理としては自然な成り行き。Twitterに、車の曲がり方に合わせてハンドル操作をするよう、ドライバー人形を改造した作例が投稿されました。たった1つのサーボで腕・上半身・頭の3か所が連動して動く力作です。
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細かく、繊細な作業をしている時、表現として使われるのが「ちまちま」という言葉。時には「ちまちましたこと」と悪口に使われたりもしますが、本気の「ちまちま」はすごいんです。切り絵作家の福田理代さんがツイッターに発表したのは、高さ数mmの「ちまちま」という文字を積み重ね、泡のように言葉が湧き出てくる様子を表現した切り絵。文字通りちまちました、それでいて繊細な技術が光る作品です。
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ロシア軍の侵攻を受けたウクライナ。当地では軍だけでなく一般市民も抵抗に参加していますが、その中で、侵攻が始まった初期にウクライナの農民が農業用のトラクターを使い、ロシアの戦車を強奪する様子が次々とネットで拡散されました。これを題材とした、10円硬貨とおほぼ同じコインサイズの極小ジオラマ作品をモデラーのFire Starterさんが制作。「私なりの反戦の意味を込めて」という思いとともに紹介しています。
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彫刻は通常、石や金属、木材などを彫ったり、肉付けしたりして作る手法が一般的ですよね。そんな概念を覆し、「ヴィーナスの胸像」を表現してみせたのは、ツイッターユーザー・オヤノスネカジリムシさん。素材に用いたのはなんと「ティッシュ」!かつて見たことのないユニークな作品に、大きな注目が集まっています。
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私たちにとって、最も身近な野鳥ともいえるすずめ。とはいえ、その姿をまじまじと見ることは少ないかもしれません。もしも手の指にでもとまってくれたら、細かいところまで観察できるのに……。そんな夢に近づける作品を、羊毛フェルト作家のモリタさんが手掛けています。
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ジオラマの楽しみは、実際の風景を可能な限り再現することのほか、架空だけども「どこかで見たような」風景を自由に作り出せることにもあります。Twitterに投稿された、都内のどこかを思わせる風景ですが、これはフィクション。ジオラマ作家Junichiさんによる、いかにもどこかにありそうと思わせる、リアルな街並みの作品です。JR有楽町駅〜田町駅の区間を念頭に、架線などを作り込んで完成したものだそうです。
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河原や海岸を歩いていると、時折どこからか流れ着いた流木を目にすることがあります。流されるうちに洗われ、風化したその姿は、生け花やアクアリウムの情景素材として利用されることも。そんな流木を集め、立体作品を作る方も少なくありません。龍など大迫力の流木アートを3年ほど前から作っている「流木お兄さん」に、作品などについてうかがいました。作品作りでは、流木の形状からイメージし、モチーフを考えていくのだとか。
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物や道具には、使い込むごとに小さな傷などがつき、それぞれが辿ってきた歴史を物語ります。戦闘機や軍艦、宇宙服などをモチーフとした立体造形物に当時の新聞を貼り込み、それが生まれ活躍した当時の記憶を具現化させて「作品を見ることにより今まで知らなかった事を知る、思い出す、考える『きっかけ』になってもらえれば」と語る足立篤史さん。これらの作品が生まれた背景や、作品づくりについて話をうかがいました。
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幼少期に、おそらく誰もが一度は憧れを抱いたことがあるであろう「秘密基地」。仲間たちと好きなものを持ち寄って、時間を忘れて語り合う……そんな夢を、大人になっても持ち続けていたのは、ツイッターユーザー・プライムベガさん。自宅敷地内にプレハブを建て、お酒にゲーム、さらにVODが楽しめる、大人の秘密基地を完成させたようです。
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モデラーが作品作りを楽しむ時、よりイメージに沿ったフォルムにしたり、パーツを流用して別のものを作り上げたりと、しばしば「改造」することがあります。100円ショップの子ども用おもちゃを使い、オリジナルのロボット作品を作り上げたモデラーのツムキ式さん。4年ほど前にTwitterで100円ショップのおもちゃ「組立ロボット」のリペイント作品を見たことをきっかけに、それを改造し、新しいメカ作品を作りました。
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編み目の柔らかさもあり、ふっくら、ほっこりしたフォルムが魅力のあみぐるみ。ハンドメイド感あふれるアイテムですが、素材は毛糸だけに限りません。細いミシン糸を使い、極小サイズのあみぐるみ作品を作っている作家さんもいるのです。大きさわずか数ミリという作品を作っている「あみぐるみすと」、つのだかつとしさんの作品をご紹介します。使っているのは25号(太さ0.35mm)のかぎ針と、細い100番のミシン糸です。
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舞妓さんの髪飾りについている、菊や藤といった花の装飾。これらは、小さな布を折って作る日本の伝統技法「つまみ細工」というものです。花が主なモチーフとなっていますが、もちろん花以外も作ることができ、は虫類や両生類、魚など可愛い生き物を作っている作家さんがいます。つまみ細工とは虫類で「はちゅまみ」と呼ばれる、生き物モチーフのつまみ細工作品を作っている「ぶるう」さんに話をうかがいました。
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いわゆる「異世界もの」は、物語やゲームでも人気のジャンル。そんな異世界と何かの拍子でつながり、そこに住む生き物たちが迷い込んできたら?ひとつの世界観のもと、幻想世界の住人たちをフィギュアにして発表しているのは、造形作家のイササさん。ある複数の事件がきっかけで人類が世界から排除されてしまったという、興味深い異世界の生き物たちと、彼らが住む世界について、話をうかがいました。
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水彩作家として活動しているすずきあやえさんが、水彩画の技法でたぬきを描くようすの動画。水彩画ならではの「絵具のにじみ」で、たぬきの輪郭を形作る光景は魔法のよう。着色に要した時間はわずか30秒という、シンプルでありながら無駄がなく洗練された筆遣いに思わず見入ってしまいます。
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鉄道ファンの楽しみとして「車両部品」のコレクションがあります。これらは鉄道事業者が販売する機会に入手するのですが、品物は実にバラエティ豊か。 中でも人気なものの1つが、車両に使われていた実物の座席。大きいこともあり、入手するにはそれなりの覚悟が必要ですが、これを2セット、そして壁面パネルも入手し、部屋の中に新幹線の車内を再現したのは、カメラマンのkobatonさん。作るまでの様子をうかがいました。