カテゴリー:ナナメ観!特撮映像館
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「特撮映像館」、今回は「血を吸う」シリーズ第1作の『血を吸う人形』です。不気味な雰囲気の漂う洋館を舞台にした和製ショックスリラー。まさに異色と言っていいでしょう。 「血を吸う」シリーズの第一作。監督はシリーズの中ではこれが一番好きだという。このシリーズで…
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「特撮映像館」、今回は岸田 森の吸血鬼が初めて登場する『血を吸う眼』です。正統派の和製吸血鬼映画をぜひ観賞してみてください。 同監督による「血を吸う」シリーズの第2作目。本作で岸田の吸血鬼が登場し、3作目の『血を吸う薔薇』とともに岸田の吸血鬼俳優としての…
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「特撮映像館」、今回は国産の正統派な吸血鬼映画『血を吸う薔薇』です。岸田 森演じる吸血鬼がトラウマになったという人もいるのでは? 「血を吸う」シリーズの3作目であり、正統派な吸血鬼映画。 岸田演じる吸血鬼は、ハマーフィルムの『ドラキュラ』を意識したもの…
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「特撮映像館」、今回は松竹の「怪奇シリーズ」第2弾として公開された『吸血髑髏船』。スリル、サスペンス、エロティシズムの怪奇娯楽作品です。 松竹の怪奇シリーズ第2弾として制作、公開された本作は、モノクロで怪奇な雰囲気を盛り上げている。 特撮は「日本特撮映…
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「特撮映像館」、今回は前作に続く『サンダ対ガイラ』。サンダとガイラは本当に兄弟だったのでしょうか? 『フランケンシュタイン対地底怪獣』の続編として知られる本作は、内容的には姉妹編にあたる。というより『フランケンシュタイン~』の別ヴァージョンといってもいい…
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「特撮映像館」、今回は「ゴジラシリーズ」とは一線を画する東宝特撮映画の名作『フランケンシュタイン対地底怪獣』です。いわゆる海外版は本当は海外では公開されていなかった!? 本作はもともと『キングコング対ゴジラ』に続く、対ゴジラ作品として企画がスタートしたもので…
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「特撮映像館」、第51回は今年生誕50年になる「モスラ」の登場です。「ゴジラシリーズ」にも何度となく登場し、人気の高い「モスラ」。そのイメージは原点である本作から変化していないのかもしれません。 ある意味ゴジラよりもそのイメージが固定してしまっているのが…
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「特撮映像館」、今回は数々のアニメ作品や特撮作品にかかわってきた樋口真嗣監督の『ローレライ』を取り上げます。その見どころはいえば、やはり…。 『新世紀エヴァンゲリオン』などのアニメ作品や平成『ガメラ』シリーズの特撮監督として知られる樋口真嗣が監督した本格…
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「特撮映像館」、今回は異色のアニメ実写作品を取り上げます。原作アニメとは別ものとして観ればなかなかの出来だったのですが…。 タツノコプロのテレビアニメーション『新造人間キャシャーン』の実写映画化作品。とはいえ「新造人間」という言葉やキャラクターの名前のほ…
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「特撮映像館」、前回に続いて03年制作の平山版『魔界転生』を取り上げます。佐藤浩一の柳生十兵衛、窪塚洋介の天草四郎をあなたはどう評価するでしょうか? 90年代にオリジナルビデオとして映像化されてもいるが、劇場映画としてはこれがリメイク版といえる。 深作…
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「特撮映像館」、2011年最初に取り上げるのは、81年深作監督によって作られた風太郎忍法帳の代表作『魔界転生』です。千葉真一&沢田研二の魅力が見どころといえるでしょう。 角川映画で横溝正史、森村誠一郎ブームを作った角川春樹が、今度は山田風太郎の忍法小説ブ…
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「特撮映像館」、2010年最後を飾るのはゴジラに続く大怪獣、ラドンです。大空を舞う超音速の大怪獣。その特撮は屈指の出来でした。 『ゴジラ』に続く大怪獣として、怪奇実話などで知られる作家、黒沼 健に原作を依頼して誕生した作品。ちなみに東宝特撮作品では初のカ…
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「特撮映像館」、第43回は1968年「吸血鬼ゴケミドロ」を取り上げます。 日本製の吸血鬼映画はたびたび作られているけれど、本作はタイトルから受ける印象とは違ってSF的な作品。 血のように真赤に染まった空を、羽田から伊丹に向かって飛ぶ旅客機から始まる本作…
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「特撮映像館」、第43回は1960年「ガス人間第一号」を取り上げます。 東宝特撮映画では「ゴジラシリーズ」などの怪獣もの以外にも特撮シーンをふんだんに使った作品がつくられている。中でも「〇〇人間」と題された作品は数本あり、シリーズという明確な名称はないが…
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「特撮映像館」、第43回は1969年「緯度0大作戦」を取り上げます。 本作品は、東宝とアメリカの制作会社による合作としてスタートしたが、制作途中でアメリカの会社が倒産。以後東宝がすべての権利を有する形で制作進行され、公開に至った。 (さらに&he…
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「特撮映像館」、第42回は1957年「地球防衛軍」を取り上げます。 かつて存在し、いまは破壊され小惑星群となってしまった太陽系のもうひとつの惑星ミステリアス。火星に移住していたその住民ミステリアンは、地球の侵略の手始めに半径3キロの土地と、地球の女性との…
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「特撮映像館」、第41回は1958年「大怪獣バラン」を取り上げます。 原作を黒沼 健、脚本を関沢新一が担当した作品。 当初はアメリカでのテレビ放送のため制作されたが、放送自体がキャンセルされたため、スタンダードフィルムの上下をカットしたシネスコサイズに…
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「特撮映像館」、第40回は松竹の生み出した宇宙怪獣「ギララ」を取り上げます。 東宝のゴジラ、大映のガメラ、そして日活のガッパと共に松竹が生んだ怪獣がギララだった。監修にはSF作家の光瀬 龍がクレジットされている。 「ギララ」という名前は公募されたもので…
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「特撮映像館」第39回は、「ゴジラ2000シリーズ」全体を振り返ってみます。 『ゴジラ2000-ミレニアム-』から『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』さらに『ゴジラファイナルウォーズ』までの作品について考えたい。 まず印象的なのは、それまでのシリ…
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「特撮映像館」第38回は、現在のところシリーズ最終作となっている『ゴジラファイナルウォーズ』を取り上げます。過去の作品のオマージュとともにまったく新しいゴジラ映画として仕上げられています。 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』で「『2000シリーズ…