韓国軍戦闘糧食1型皆様こんにちは。ミリタリーにおける『食』、特にレーションについてご紹介していくDachoの『ミリヲタ的グルメ』。
第七回目は、韓国軍の戦闘糧食1型です。

いかにもアジアのレーションという感じで、日本人にも馴染みやすい内容でした。


●韓国のレーション
写真は、韓国軍のレーションです。左が戦闘糧食1型で、右は戦闘糧食2型です。

戦闘糧食1型は、ヒーター付きのレトルトで、戦闘糧食2型は米料理のフリーズドライになっています。韓国軍のレーションは、見た目がかっこいいと思いませんか?
ちなみに、写真の戦闘糧食1型はメニュー2で砂漠用迷彩のデザインですが、メニュー1は緑の迷彩柄になっています。

●戦闘糧食1型メニュー2
今回試食するのは、戦闘糧食1型のメニュー2です。1パックが1食分で、1,100Kcalあります。

内容物の一覧です。

・ハム炒飯
・スパイスソーセージ2
・牛肉と豆の煮物
・炒めキムチ
・チョコボール
・アーモンドケーキ
・発熱バッグ
・紙容器
・スプーン

「スパイスソーセージ2」の「2」は何のことだろう?と思ってしまいますが、メニュー1には「スパイスソーセージ1」が入っていて、別バージョンみたいです。
写真の左側に写っている銀色のパックが発熱バッグですが、ずっしりと重く、中にハム炒飯のパックが挟み込まれていました。

●まずは加熱
他国のレーションには見られないようなゴッツい発熱バッグが付属しているのは、炒飯がそのままでは硬くて食べられないからです。
日本のスーパーでは、レンジでチンするトレイのご飯が売られていますが、あれと同じようなものです。
実は、自衛隊の戦闘糧食も同じ問題を抱えていますが、自衛隊では熱湯で加熱してから支給するか、別支給の加熱剤を使うかしています。

さて、韓国レーションの発熱バッグには、細長い首のような部分があり、その先端を切り取るようになっています。

箱からチョコボールと紙容器、スプーンを取り除いて、発熱バッグの先端を切り取り、中にあるレバーを引きます。
すると、悪臭とともに蒸気が大量に噴き出し始めました。

家の中で使うべきではなさそうです…

写真は、ちょっと見にくいですが蒸気が噴き出しているところです。箱を立てた状態で10分、さらに横にして10分、合計20分間待ちました。

発熱バッグがパンパンに膨れて箱の蓋が開きかけています。いよいよ実食です。

●実食
全てのパックを開いて、中身を盛り付けてみました。いい匂いがして、とても美味しそうです。

ハム炒飯は、癖がなく薄味で食べやすいです。発熱バッグのおかげで十分に柔らかくなっていました。
スパイスソーセージ2は、ちょっとピリ辛でとても美味しく、日本のコンビニで売っても大丈夫なレベルです。
牛肉と豆の煮物は、ちょっと甘めの味付けですが、牛肉がどこにあるのか見つけられませんでした。
すりゴマぐらいの小さな黒い粒々が少し見られましたが、もしかしたらそれが牛肉なのかも…
そして炒めキムチ。さすがキムチの母国だけあって美味。ちょっと酸っぱく、かなり辛かったです。
アーモンドケーキは、結構硬めでケーキとクッキーの中間のような感じでした。これまた美味しかったです。

結局、不味い物は何一つなく、非常に美味しいレーションでした。
加熱に時間がかかりちょっと面倒ですが、味のレベルは非常に高く、我々日本人にも食べやすいと思います。

【注意してください!!】
韓国軍戦闘糧食を初めとする各国のレーションは、我々民間人が手に入れて食べることを前提としていません。
これらを販売する業者なども、あくまでコレクション品として取り扱っています。
食品としての安全性は、各国政府、製造業者、販売者の誰も保証してくれませんので、万が一食べる場合は、すべて自己責任になります。

■ライター紹介
【Dacho】

中学時代に「エリア88」と出会い、ミリタリーに目覚める。数年前、以前から気になっていたMRE(米軍のレーション)をミリタリーショップで発見し、レーションオタクの道へ。急速に自宅の空きスペースを浸食していくレーションの山と日々闘い続けている。