とんかつ専門店の「かつや」は、名物の合い盛りシリーズに2020年の夏メニューとして、「黒胡椒から揚げとチキンカツの合い盛り丼」(590円/税別)を、7月17日から期間限定で販売します。黒胡椒から揚げとは、いったいどんなものなのか、好奇心をくすぐられ……いや、かきむしられてしまったので、さっそく食べてきました。

 かつやの「合い盛りシリーズ」と言えば、これまで青森県十和田のバラ焼きとチキンカツを合わせた「牛バラ焼きチキンカツ」や、野菜を特製醤油ダレで炒めたスタミナ炒めとチキンカツを合わせた「スタミナ炒めとチキンカツ丼」、記憶に新しいところで言うと、チキンカツ丼にから揚げと焼きそばを合わせた「全力大人飯 チキンカツ丼」も、合い盛りシリーズに入るのでしょうか。とにかく、大盛り大好き筆者の個人的な見解ですが、食べる価値はある!ということです。

 お店に到着すると、お店の外には「黒胡椒から揚げとチキンカツの合い盛り丼」の大きなタペストリー、店内にもポスター、メニューにもトップにドーン!と、「俺を食べてくれ!」と言わんばかりに載っています。ここまで言われて(言われてはない)食べないわけにはいかないので、店員さんに「黒胡椒から揚げとチキンカツの合い盛り丼」を注文しました。

 少しして、運ばれてきたのが、丼にギューギューに敷き詰められた黒胡椒から揚げとチキンカツが存在感バツグンの逸品。あまりのボリュームに丼が小さく見えてしまいます。また、ほのかにスパイシーな黒胡椒の香りが、食欲を刺激してきます。それでは、いただきます!

 まずは、初体験の黒胡椒から揚げから食べてみましたが、たまり醤油とブラックペッパーがしみ込んだ衣がピリッと刺激的で、ジューシーな鶏肉との相性も良い!ご飯をかきこみたくなりますが、ここで1つ問題が発生……!黒胡椒から揚げとチキンカツのボリュームがありすぎて、ご飯までなかなかたどり着けない……。

 そして、黒胡椒から揚げゾーンを抜けると、今度はチキンカツの壁が出現。こちらもお肉が厚くて柔らかく、安定の美味しさで、ご飯がガンガンすすみます。……が、お肉の量が多すぎて、ご飯が足りない印象。個人的には大盛りにすることをオススメします。

 ということで、今回もあっという間に完食してしまいました。ボリューム満点だった「黒胡椒から揚げとチキンカツの合い盛り丼」、ごちそうさまでした!チキンを思う存分、堪能できました。かつやさん、ありがとう。次回は、定食(690円/税別)にして、ご飯も大盛りにしようと心に決めた筆者でした。ちなみに、単品(490円/税別)でも注文でき、テイクアウトも可能とのことです。

(取材・撮影:佐藤圭亮)