4月27日・28日と、2日間開催されていたネット発&日本最大級の文化祭「ニコニコ超会議2019」。2019年の今年も様々なブースが来場者を楽しませていましたが、会場ではたくさんのユニークなグルメも登場し、来場者たちの胃袋を満足させていました。

 まず注目したのは、「超一風堂」ブースで限定販売されていた、平成最後の新作「超・一風堂無限ラーメン」(ちょういっぷうどうむげんらーめん/800円)。事前の資料では「革新と伝統、技術と情熱、一風堂のありとあらゆる要素を融合させて生まれたイノベーティブな一杯で、一風堂の無限の可能性を信じ、枠を超えて挑戦し続ける存在でありたいという想いから誕生したラーメン」と記載されていて、ラーメンの写真には、なんとラーメンの上にイチゴとプリンが! ※超・一風堂無限ラーメンの正しい表記は・がハート記号。無限が無限記号です。

 これは食べねば!と謎の使命感に駆られた筆者は早速「超一風堂」ブースへ……。ブースにはたくさんのプリンが並べられていて、思わず息を飲んでしまいました。そして、実際に手に持つと、そこそこの重量感と中央のプリンが圧倒的な存在感を示してきます……。一風堂というと、とんこつラーメンをイメージしますが、これはスープが無く、まぜそばという感じ。しかし、乗っている具が、プリンを筆頭に、イチゴやパイナップル、トマトやブロッコリー、オリーブやシリアルなど、一癖も二癖もあるものばかり……




 恐る恐るプリンを一口食べてみると、当たり前だが安定の美味しさ。意を決して豪快に混ぜて食べてると、「甘い!食感は、当然ラーメンですが、甘い!!」。見た目と味の違和感で、お世辞にも美味しいとは感じませんでしたが、食べ続けてみると、イチゴやトマトの酸味とプリンの甘味が良い感じに混ざり合い、思っていたほど悪くないと感じてきました。

 続いては、「超フードコート」エリアで販売されていた「謎肉屋2019」(500円)。カップヌードルの謎肉だけが入った食べ物で、昨年の超会議で開場早々に完売となった幻の商品です。「今年は謎肉1トンあるから売り切れない!と思う……」と販売者側も銘打っていましたが、すぐに長蛇の列ができ、見事に完売していました。


 実際に食べてみると、スナック菓子のような感じで最初はサクサク美味しく食べていけましたが、味も濃く、だんだん飽きてくるのでキツイ……。正直、これが食べきるのに一番苦労しました。やっぱり、これは麺と一緒に食べるものですね……。

 思わぬ難敵に胃袋をいっぱいにさせられてしまったので、あとは電球ソーダ(ブルーハワイ味/通常500円/キーホルダー付き700円)しか飲めませんでしたが、その他にも、3キロのお弁当や1キロのおにぎりなどの巨大飯で有名な「キッチンDIVE」(意外と買っていくお客さんがいるそうで、3キロ弁当は昼過ぎにはすでに4つ売れていました)や、おかずが選べる夢のシウマイ弁当が作れる崎陽軒の「超シウマイ弁当」、辛ラーメンのUFOキャッチャーなど、好奇心を揺さぶられるブースがたくさんありました。みなさん、ぜひ感想を聞かせてください。









取材協力:ニコニコ超会議実行委員会

(取材・撮影:佐藤圭亮)