4月14日、今月末にAKB48グループを卒業するHKT48の指原莉乃さんが、AKB48グループの一員としては最後の握手会を終え、自身のツイッターでファンの人たちに感謝の気持ちを伝えました。そして、その後のツイートで「握手会をやっていて思ったこと」として、素直な思いを明かしています。

 指原さんと言えば、2015年から史上初の総選挙3連覇やセンターを務めた「恋するフォーチュンクッキー」のYouTube再生回数が約1億6000万回を超えるなど、様々な輝かしい記録を残し、4月28日に卒業コンサートを迎えます。

 そんな指原さんは、4月14日の最後の握手会を終えた後、自身のツイッターで「握手会終わりましたー!11年間やってたことがなくなると思うと不思議で仕方ない…。」と報告し、感謝の気持ちを伝えました。

 そして、翌日の4月15日、「そういえばずっと握手やってて思ってたことがあって…」という切り出しから、自身が「握手会」に関して考えていたことを、ツイッターで明かしたのです。これまで、握手会については、警備体制やマナーなど、様々な問題が起こってきただけに、指原さんのツイートは注目を集めています。

 指原さんは「否定的な言葉でしかその場を盛り上げられないタイプの人っているんですよねぇ」と話し、「思い返せば自分もそうだったかも。どう喋ったらいいのかわからなくて相手にも自分にも否定的な言葉しか言葉が出てこないの」と語り始めました。

 そして、「特に対アイドルだと、否定的な言葉を言うとなんかその場が盛り上がる感じがあるんですよねえ」と、ついついそういった言動をしてしまうファンに理解を示しながらも、「それよりも肯定的な言葉でゆっくり話す方が好きだったなあ」と、自身の握手会について振り返りました。

 さらに、「否定的な言葉(いじりとか)よりも嬉しい言葉の方が楽しいと思います」との考えを示し、「自分ではそんなつもりないかもしれないけど握手の時にはぜひ一度考えて欲しい話でした」と、ファンの人たちに訴えていました。

 たしかに、“いじり”というのはプロの芸人さんでも“いじめ”に取られてしまうかもしれない難しいもので、それを一般の人がやると、タイミングや言い方によっては、受け手が傷ついてしまうことも多いかもしれませんね。最近ではライブ中に関係ないことを言って、ライブを邪魔するファン(それをファンと呼べるのか?という問題もありますが……)もいるようですので、もう一度、アイドルとファンの距離感や接し方について考えてみる、良い機会かもしれません。

<出典・引用>
指原莉乃さん(@345__chan
※画像は指原莉乃さん公式Twitter(@345__chan)のスクリーンショットです。

(佐藤圭亮)