旅の情報サイト「TripAdviser(トリップアドバイザー)」は、世界中から寄せられたユーザーのクチコミをもとに、旅行者に高く評価されたエアラインを表彰する「トラベラーズチョイス(TM) 世界の人気エアライン2019」を発表しました。1位に輝いたのは2018年に引き続きシンガポール航空。日本のベストエアラインには日本航空が選ばれ、総合でも5位に輝いています。

 今回で3回目の発表となった「トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン」。2019年版では世界各国から57の航空会社が受賞しました。世界のベストエアラインランキングをはじめ、アジア、ヨーロッパ、北米、南米、カリブ海地域、南太平洋&オセアニア、アフリカ&インド洋、中東など8つの地域における人気の航空会社、また17か国(アルファベット順に、オーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ギリシャ、インド、インドネシア、イタリア、日本、韓国、ロシア、スペイン、スイス、タイ、トルコ、イギリス、アメリカ)でトップの航空会社が発表されています。また、ファーストクラスやビジネスクラスなど、搭乗クラスごとのランキングも発表されました。

 世界人気エアラインの1位はシンガポール航空。2位にはカタール航空、3位にはエバー航空(台湾)、4位にはエミレーツ航空(UAE・ドバイ)と続き、5位に日本航空がランクインしています。このほか日本の航空会社では、10位に全日空がランクイン。またLCCではサウスウエスト航空(アメリカ)が6位、Jet2.com(イギリス)が9位にランクインしています。

【世界のベストエアライン トップ10】
1位 シンガポール航空
2位 カタール航空
3位 エバー航空(台湾)
4位 エミレーツ航空(UAE・ドバイ)
5位 日本航空(JAL)
6位 サウスウエスト航空(アメリカ)
7位 アズールブラジル航空(ブラジル)
8位 ニュージーランド航空
9位 Jet2.com(イギリス)
10位 全日空(ANA)

 シンガポール航空はアジア地域の人気エアライン(大手)でも1位を獲得。こちらには日本航空と全日空のほか、エバー航空やタイ国際航空などがランクインしています。

 搭乗クラス別のベストサービスエアラインでは、A380で個室(スイート)を持つエミレーツ航空がベストファーストクラスを獲得。ベストビジネスクラスではカタール航空、ベストプレミアムエコノミークラスでは、3席横並びでソファのように使えて小さい子供連れに人気の「スカイカウチ」を持つニュージーランド航空が選ばれています。格安チケット愛好者にとって気になるベストエコノミークラスには、シンガポール航空が輝いています。

【世界のベストサービスエアライン(クラス別)】
ベストファーストクラス: エミレーツ航空
ベストビジネスクラス: カタール航空
ベストプレミアムエコノミークラス: ニュージーランド航空
ベストエコノミークラス: シンガポール航空

 このほか、アジアの搭乗クラス別ベストサービスエアラインでは、ベストファーストクラスに日本航空が選出されています。また、台湾のエバー航空はベストビジネスクラスとベストプレミアムエコノミークラスの2部門で受賞。エコノミークラスは世界のベストサービスに選ばれたシンガポール航空となっています。

【アジアのベストサービスエアライン(クラス別)】
ベストファーストクラス: JAL(日本航空)
 ベストビジネスクラス: エバー航空
ベストプレミアムエコノミークラス: エバー航空
ベストエコノミークラス: シンガポール航空
ベストリージョナルビジネスクラス: ガルーダ インドネシア

 地域ごと、部門ごとの詳細なランキングは、トリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス(TM) 世界の人気エアライン2019」特設ページで確認できます。旅先に合わせて、利用航空会社が選択できる場合は、参考にするといいかもしれません。

情報提供:トリップアドバイザー株式会社

(咲村珠樹)