アニメ映画が公開中の「シティーハンター」の作者で知られる、漫画家・北条司さんが映画総監督に初挑戦することが明らかとなりました。株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズが2019年3月20日に発表しました。

 総監督をつとめる作品は「エンジェルサイン」。世界最大級の漫画オーディション「サイレントマンガオーディション」に寄せられたストーリー数編と、自身によるオリジナルストーリーを加えた、大きな一つの「愛のものがたり」を総監督します。

 「サイレントマンガオーディション」は既に14回開催され、108の国と地域から、参加クリエイター3580名、6249編もの作品が寄せられています。北条さんは、第1回から審査員を務めてきました。

 そして「エンジェルサイン」の企画を立ち上げたのは、「週刊少年ジャンプ」時代に北条さんとともに「キャッツ(ハート)アイ」「シティーハンター」を作り上げた、伝説の編集者でありジャンプ5代目編集長の堀江信彦さん。

 堀江さんは、北条さんをはじめ「北斗の拳」原哲夫さん、「よろしくメカドック」次原隆二さんといった漫画家とともに出版社の株式会社コアミックス(月刊コミックゼノンなど発行)を設立。関連会社であり今発表もとの株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズも立ち上げ、2社の代表取締役を務めています。さらに漫画の才能を世界に求めて後進の育成にあたるためにサイレントマンガオーディションも主催。今回、堀江さんの思いに共感した北条さんが総監督を務める事になったといいます。

 北条さんは初総監督の挑戦について「マンガを描くのとは違い、映画制作はとても新鮮です。気を引き締め、粛粛と臨んでいきたいと思っています」とコメントしています。

 公開時期やキャストなど詳細情報は未発表。順次、映画「エンジェルサイン」公式サイトや、公式SNSにて発表されます。

■映画「エンジェルサイン」
企画:堀江信彦
総監督:北条司
公式HP:https://angelsign.jp
公式Facebook:@AngelSignMovie
公式Twitter:@AngelSignMovie

情報提供:株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズ