建設関係以外にはなかなか伝わりにくい、ゼネコンのお仕事。ドラマやニュースで見かける単語くらいなイメージの人も多いのですが、実は地域にも生活にも密着しているお仕事。そんなゼネコンあるあるの悲哀(?)をラップ調の歌に乗せた「熊谷組専用ミュージックビデオ」こと「“ゼネコンプレックス” だけどやっぱり現場好き」が、株式会社熊谷組の2019年度新卒採用ページにて公開されました。

 熊谷組のリアルな声を代弁するキャラクター“熊谷くん”が143人の熊谷組の社員から集めた“あるある”を歌いあげているこの動画は、説明されても伝わりきらないゼネコン業の現実、熊谷組ならではの実情を包み隠さず熊谷くんがラップ調の音楽にのせて歌いあげています。

 熊谷くんとゼネコン社員が夜な夜な集まる、あるあるスナック「熊ごもり」。「ついつい本音はこぼれても酒と生コンはこぼさねぇ。」という、昭和歌謡チックな前口上から始まる2次会でのカラオケでは、熊谷くんがゼネコン業界の略語や業界用語の「あるある」や現場で働く社員が大量に汗をかき、ミネラルカフェインを欲して100円自販機に並ぶ「あるある」ネタを、社員と一緒に歌っています。そして、「それでもやっぱり この仕事好き!」というセリフ。

 サブキャストには本物の熊谷組社員も複数登場し、「つくりたいのは建物だけじゃない。そこに住む人の幸せなんだ」と熊谷組で働く人の想いも歌い上げている熊谷くんとともに、キレッキレのダンスを揃って披露しています。

 「ある意味 映えてる 草生える」と現場の状況にネットスラングを混ぜ込んだり、「現場のネコは『あのニャンコ』じゃなくて 実は『手押し車』」と、ネット上で話題になっている某現場猫も絡めたり、「ラジオ体操 プロレベル」など、作業現場あるあるな歌詞や「くまがや くまたに 皆 間違える」と自虐な歌詞を混ぜ込む一方、「TAIPEI 101 ギネスを樹立」とさりげなく自慢も盛り込んだりするなど、熊谷組や現場あるあるな歌詞はテンポもよくて、聞いてると病みつきになりそう。


 ちなみに主演の熊谷くんは、熊谷組に2017年に入社したばかりの若手社員で、首都圏支店土木事業部土木部に配属されているそう。見た目はなぜか熊であるが、りっぱな人間という謎設定。北海道の建設会社で働いた父の背中に憧れ、自らもゼネコンの道を歩み始めるも、早くも現場に放り出され、日々葛藤している模様。

 そんな熊谷くんがスナックの2次会で歌いあげる映像は、ゼネコンって何?っていう人にも、ゼネコン関係の仕事に興味がある人にも楽しく見る事ができる内容です。なお、この曲はNOT ON SALEだそうで……。詳細については熊谷組新卒採用ページにて公開されるそうです。

情報提供:株式会社熊谷組