2月20日にテレビ朝日系列で放送された「マツコ&有吉 かりそめ天国」で、マツコ・デラックスさんが視聴者からの「指示待ち人間じゃダメですか?」という質問に、「指示待ち人間は得じゃない」と持論を展開しました。

 この日、番組では、19歳でアルバイトをしている視聴者から届いた「指示待ち人間じゃダメですか?」というメールを紹介。その視聴者によると、自分はコンビニでアルバイトをしていて、先輩から「レジに立っているだけじゃなくて、自分で仕事を見つけて!」と注意を受けたとのこと。しかし、その先輩が気を利かせて商品の補充をしていると、店長から「そこ新商品を置くから、いらんことすんな!」と言われ、先輩の行動は裏目に出てしまったそうです。

 このメールの内容に、まず有吉弘行さんが、「今の例えは、たまたまの例えすぎる。やって怒られない方が多い。やって怒られる方が少ないよ」と反論。これにマツコさんも「消去法で考えていったとしても絶対に指示待ち人間は得じゃない」と賛同して、その会社が不景気になったときに「まず切られるのは指示待ち人間」だと、持論を展開していきました。

 マツコさんは、指示待ちで良い時もあるが「いざって時のために『そうじゃねぇぞ』って所を見てとかなきゃいけない」と話し、メールをくれた視聴者に「まだ若いから、今にわかってくるよ」と諭しながらも「同じマニュアル通りにやっても違いがある」と力説し、いろいろ仕事をしていく中で経験すると思うが、「指示待ち」というのは「実は安全じゃない。危険なのよ」とコメントしました。

 そして、最後に、この指示は「こういう事なんだな」と、「相手の気持ちをおもんばかって動ける指示待ちなのか」、それとも「言われたとおりの事をやって返すだけの指示待ちなのか」でも違うと話し、「安全なのは、頭も使う指示待ちです。絶対に……!」と結論づけ、この意見に有吉さんも深くうなづいていました。

 なお、この番組の模様は2月27日まで、テレ朝動画および、民放公式テレビポータル「TVer」にて視聴できます。

<出典・引用>
テレビ朝日「マツコ&有吉 かりそめ天国」(2月20日放送)
※画像は番組HPのスクリーンショットです。

(佐藤圭亮)