マラソン大会の中で国内2番目の規模を誇る「大阪マラソン」が、2019年12月1日に開催する第9回大会での新コースおよび、参加者の新定員を発表しました。定員は、これまで行ってきたチャレンジラン(8.8km)を廃止し、マラソン(42.195km)を前回の3万人から3万2000人に拡大します。

 国内では健康志向の高まりから、近年マラソン人口が急増。マラソン大会が毎週末各地で開催されているのはもちろん、メイン会場には地域のお店が多数出展するため、さながら「ご当地グルメイベント」といった側面も。おかげでランナー以外に家族や観客も取り込む、一大レジャーとなっています。このため、規模の大きな大会ともなると、参加者は毎回抽選制。国内2番目の規模となる大阪マラソンも例外ではなく、申し込んでも毎年落選してしまう人は少なくありません。

 こうした状況をうけ大阪マラソンでは2019年より、マラソン定員を2000人拡大。連続落選者枠も前回3000人から4000人に拡大します。なお、連続落選者枠は第6回~8回大会にインターネットで個人エントリーし、3大会連続で落選した人が優先抽選となります。

 さらに今大会から、大阪城公園がフィニッシュ地点となる新コースになることをうけ、「大阪マラソン公式youtube」では新コースの動画を公開。新コースは従来の中央公会堂、御堂筋、京セラドーム大阪等に加え、造幣局やあべのハルカス、四天王寺、大阪ビジネスパークなど大阪の名所を巡るコースとなります。なお、この新コースは日本陸上競技連盟及びAIMS(国際マラソン・ディスタンスレース協会)の公認コースになっています。

 また、今大会から、スタートや走行中の混雑緩和、事故防止を目的に、参加者を複数グループ(ウェーブ)に分けてスタートさせるウェーブスタートが採用されます。

 出場ランナーの募集は、2019年4月5日10時(予定)に開始。参加料は個人1万800円、グループ(3~7人)10万5000円です。

情報提供:大阪マラソン組織委員会