テレビ放送から60周年を迎えた「月光仮面」の2019年プロジェクトとして、舞台化が決定した。手がけるのは、実力派演劇集団「GEKIIKE」。2019年7月にGEKIIKE本公演第10回「月光仮面(仮題)」として上演される。

 主演となる正義の味方「月光仮面」役には、超体感ステージ「キャプテン翼」や2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。 」に出演する鷲尾修斗、そしてW主演として月光仮面のライバルであり、舞台オリジナルキャラクターの新月仮面に、舞台「刀剣乱舞」ジョ伝 三つら星刀語りなどに出演する伊阪達也に決定。

 また、1年半ぶりのGEKIIKE本公演となる本作は、演出を樋口夢祈、脚本を木村純子 のタッグが担当。衣裳をヨシダミホ、ヘアメイクを西村裕司が手掛け、GEKIIKE流月光仮面として、2019年の世界に月光仮面を蘇らせる。

 GEKIIKEではこれまで、オリジナル作品の上演を行ってきた。このため、月光仮面という作品を舞台化することになった経緯について、演出の樋口は「水面下で月光仮面舞台化の企画が進んでおり、 その担当の方が様々な劇団や公演を観に行かれ、 その中の一つとしてGEKIIKE本公演第9回「漆黒ノ戰花(しっこくのいくさばな)」を観劇してくれました。 観劇後、 ぜひGEKIIKEにお願いしたいとお話しを頂きました」語っている。

 GEKIIKE本公演第10回「月光仮面(仮題)」は、新宿村LIVEにて2019年7月 25日~8月12日にかけて行われる。なお、チケット情報は近日発表予定とのこと。最新情報は公式サイトおよび、公式Twitter(@gekiike)にて順次解禁される。

【舞台「月光仮面(仮題)」あらすじ】
時は大正時代、 華やかりし帝都ではあったが、 煌びやかな光の裏には必ず暗い影もある。
様々な悪事を働く者たちに人々の生活は脅かされていた。
力なき人々のため、 疾風のように現れ悪者を退治し疾風のように去っていく謎の人物があった。 その名を月光仮面。 決して悪人を殺さず改心させるその姿に人々は喝さいを送っていた。
しかし、 悪人に対し甘いと考える者がいた。 人々を明るく照らす月光仮面に対し、 その黒い姿と思想から人々は深い闇をたたえる新月に倣い、 新月仮面と呼んだ。
二つの正義が行きつく先は・・・?

【公演情報】
◆公演タイトル:GEKIIKE本公演第10回「月光仮面(仮題)」
◆公演日程:2019年7月25日(木)~8月12日(月・祝)
◆会場:新宿村LIVE 〒169-0074東京都新宿区北新宿2-1-2(新宿村CENTRAL 地下2階)

◆脚本:木村純子
◆演出:樋口夢祈
◆原作:川内康範
◆企画・主催:スタービートエンターテイメント合同会社

◆キャスト
月光仮面:鷲尾 修斗
新月仮面:伊阪 達也
ほか

情報提供:スタービートエンターテイメント合同会社