猫が歩いている時に気になる、お腹の部分。別に太っている訳ではなくてもお腹のところが何故かたるんで見えるのは、いったい何故?そんな猫漫画がネット上で話題になっています。

 保護猫カフェからお迎えした、三毛猫の菊ちゃん(2歳)と夫婦二人で暮らしている湊文さんは、ツイッターで菊ちゃんとの生活を漫画にして投稿しています。そのうちの一つに、2ページ猫漫画「菊ちゃんのたるみ」という漫画が。

 歩いている菊ちゃん、よく見ると下腹の当たりがポヨヨンポヨヨン、としています。

 菊ちゃん、ちょっぴり太ってきたそうですが、お腹のたるみはそれとは別なんだそう。肥満のせいではなく、そういう体型なんです。「ルーズスキン」といって、敵に噛まれた時に、内臓まで歯が届かないように、という説があるそう。

 このルーズスキンの役割は諸説ありますが、リプライには「高いところから飛び降りる猫の エアバッグ的な役割もあるそう」「これがないと高い所へのジャンプの時に十分に足が伸ばせないと聞いたことがあります」確かに、普段から皮がピンと張ってしまっていては大きく跳躍する時に突っ張ってしまいますもんね。さらに「我が家では夢と希望が詰まった袋とも読んでいますが」という意見も。猫の皮にに詰まっているのは夢と希望。いいなぁ。

 ちなみに、このルーズスキンが単なる皮なのか、肥満で皮下脂肪が詰まっているかは、触ってみて、皮だけがタルタルしている感じであればルーズスキン、肉が詰まった感じがあれば皮下脂肪と見分ける事ができます。さらに、猫のルーズスキンや全身をマッサージしたりする事は、しこりなどの異常を発見しやすくなる事にも繋がります。

 愛猫の健康チェックにもなるスキンシップ、ルーズスキンのタルタルも楽しみながら行えるといいですよね。

<記事化協力>
湊文(猫漫画)さん(@sobun_nekomanga)

(梓川みいな)