つい先日入籍したばかりという、Twitterユーザーのふろんちあさん。入籍もすませいよいよ新居へお引っ越し!!となった当日のこと。先に荷物の搬入を済ませた妻と入れ違いで新居に足を踏み入れたところ……。何やら置き手紙が残されていました。

 そこに書かれているのはただ一言。

 「奴は生きてる。」

 何事かと思うこの一筆。まるでホラー映画を思わせるようで不吉な予感しかしませんが、横に置かれた殺虫剤でお察しの通り、「奴」とは悪名高き“G”ことゴキブリのことだったのです。

 この切実な置き手紙。一瞬何?と思ってしまいますが、理解すると吹き出す人が多かったようで、ふろんちあさんが投稿したツイートは瞬く間に拡散され、4万超えていいねがつけられていました。

 ふろんちあさんに聞いた話によると、この先住者は引越荷物を先に搬入していた奥さんの前に突如現れたそうです。あわてて殺虫剤を買いに行くも、戻ると姿は消えたあと。このため、後から来る夫のために、置き手紙とともに殺虫剤を残していったそうです。つまり、「後のことは頼んだ。……やれ」という指令なんですね。

 その後も小さい奴が数匹でてきたそうですが、オキシジェン・デストロイヤーならぬバルサン&ブラックキャップの連続攻撃が効果を発揮したか、今のところは平穏な日々を送っているんだとか。しかし残念なことに、最初に現れた“奴”の姿は未だ確認できず。……そう、まだ本命は……。

 「奴はまだ生きているでしょう」と、ふろんちあさんは最後に語っていました。今日もふろんちあさん宅のどこかで息を潜めているであろう、あの大物。どうやらこの戦い、まだまだ続きそうです。

<記事化協力>
ふろんちあさん(@Frontier444)

(宮崎美和子)