他の犬とも一緒に遊べてのびのびと走り回れるドッグランは犬の大好きな場所の一つ。そこへ連れていってもらえるとばかり思っていたのに……。そんなワンコの表情の落差があまりにも半端ないとツイッターで話題になりました。

 このワンコはハスキー犬のシルビア。通称おシルさん、車に乗せられてウキウキとした表情。実はこれから病院へ行くとも知らず、ドッグランで遊べるとばかり思って車内でワクワクしています。

 しかし……駐車場に到着した時に全てを悟ります。さっきまでの目をキラキラさせてウキウキ顔な時と大違い。思わず真顔になるおシルさん。「ここ……痛いとこ……」そんな言葉が伝わってくるかのような顔で固まってしまっています。

 今回の病院行きは、歯に付いている歯石を除去してもらう為。人間もそうですが、犬も歯磨きと定期的な歯のクリーニングで歯周病や歯が抜けるのを予防する事ができます。人間からしたら大事な家族、口の健康は全身の健康にもつながるのでここは嫌がっても心を鬼にしてやっておきたいところ。

 そんな訳でおシルさん、麻酔を掛けられしっかりと歯をクリーニングしてもらい、ピッカピカの歯になって帰ってきたのはいいのですが、飼い主のハマジさんがクリーニングを終了したおシルさんを迎えに行ったらトボトボ出てきて小さくヒィヒィ鳴いてたそうで。よほどツラかったのかしら。

 帰宅後もムスッとした顔で、しばらくの間ずっと小さく鳴いて不満を訴えていたようでした。

 翌日にはいつも通りのいいお顔を見せているおシルさんももう6歳。人間でいうところのアラフィフあたりのお年頃。「肝臓の数字が……」「尿酸値が……」「コレステロール値が……」と人間もなってくる頃、犬も猫も人間も、健康に気を遣うお年頃には定期健診受けましょうそうしましょう。

<記事化協力>
ハマジさん(@xxhama2)

(梓川みいな)