フィリップ モリス ジャパンの加熱式たばこ「IQOS」の愛用者が500万人を突破しました。これを記念したキャンペーンと、新しいヒートスティック商品、そして限定モデルが発表されました。(取材:咲村珠樹)

 東京のIQOSストア銀座で行われた発表会。まずはフィリップ モリス ジャパン合同会社のシェリー・ゴー社長から、IQOSが喫煙者のために果たしてきた役割、そして企業ビジョンとして掲げている「煙のない社会」実現に向けての取り組みについての説明がありました。

 2014年11月から名古屋市限定でテスト販売を実施し、2015年9月から12都道府県で販売、2016年4月から全国47都道府県で販売されるようになったIQOS。マールボロ・ヒートスティックは、日本での加熱式たばこシェアNo.1だといいます。

 火を使う一般的な紙巻きたばこに比べ、はるかに低温の熱でたばこの成分を蒸散させ、風味を味わうIQOSは、国際公衆衛生機関が優先する9つの有害性成分が約90%も低減されているという事実が紹介されました。また、紙巻きたばこで話題にされる、有害な副流煙による受動喫煙も、実験の結果IQOSでは周囲の人に影響を与えなかったとの報告も。この実験結果は、後日完全なレポートとして公表予定だそうです。


 続いて、黒川𠮷隆リデュースド リスク プロダクツ グループマーケティングマネジャーより、愛用者500万人突破の記念キャンペーンが紹介されました。

 まずは2018年6月1日より、IQOS 2.4 Plusキットの価格が3000円ダウンの7980円(税込)と、より求めやすい価格へ改定。より多くの成人喫煙者に加熱式たばこへの参加を呼び掛けます。また、2018年6月11日~2018年7月15日の期間限定で、全国のIQOSストア、IQOSショップ LABI 1 日本総本店 池袋にて、IQOS純正アクセサリーに最大50%オフが適用されるキャンペーンも行われます。

 そして、IQOS専用マールボロ・ヒートスティックに、新たなフレーバーが登場します。これまでにないシトラスを効かせた強烈なメンソールが特徴の「イエローメンソール」です。

 この商品は2018年5月25日よりIQOSオンラインストアで先行予約開始、6月1日よりIQOSオンラインストア、全国IQOSストア、IQOSショップ LABI 1 日本総本店で販売開始されます。そして、全国の主要たばこ取扱店では6月29日から販売開始というスケジュール。

 銀座のIQOSストアにあるカフェでは、各ヒートスティックのフレーバーに合わせたコーヒーが楽しめますが、一足先に「イエローメンソール」にマッチングさせたコーヒーを味わってみました。アイスで提供されるこのコーヒー、ミルクとコーヒーが2層になっているというもの。かき混ぜず、そのまま飲んでくださいとのことなので、そのまま味わってみると、コーヒーの味わいが徐々にミルクのキャラクターが強くなっていき、ストーリーを感じる仕上がりに。イエローメンソールの香りを考慮して、このような仕組みにしたといいます。さわやかさが強いので、最後のミルクにも負けずになっており、夏のドリンクとしてよい感じです。

 また、IQOS 2.4 Plus限定モデル「Motor Edition」が、IQOSオンラインストア、全国IQOSストア、IQOSショップ LABI 1 日本総本店で5月25日より販売開始されます。

 F1のマクラーレン、フェラーリの車体に描かれていたように、マールボロの歴史の中でもモータースポーツは非常に重要なもの。ついに……という感じがします。

 精悍なブラックカーボンのパターンを鋭く切り裂く、鮮やかな赤のアクセント。モータースポーツのイメージを強調した、プレミアム感のある仕上がりです。同時にレザークリップと、車のドリンクホルダーにぴったり収まるカートレイというアクセサリーも発表されました。

 価格はIQOS 2.4 Plus「Motor Edition」キットが1万1980円(税込)、レザークリップが2980円(税込)、カートレイが3980円(税込)となっています。また、IQOS 2.4 Plus「Motor Edition」キットとレザークリップのセットは1万4460円(税込)、IQOS 2.4 Plus「Motor Edition」キットとカートレイのセットは1万5460円です。