微笑みの国と言われるタイ。敬虔な仏教徒が人口のほとんどで生活の中にも仏教が溶け込んでいるタイには様々な仏像や仏教の世界が存在していますが、中にはぶっ飛んだデザインの仏像も。そんなアメージングな仏像が話題になりました。

 この仏像は、タイ在住の日本人で、タイの生活や旅などを紹介するサイト「YINDEED MAGAZINE」を運営している明石さんが紹介したもの。

 【タイのアメージングな寺院 Vol.1】として、「ペッチャブーン県カオコーにあるワット・プラタート・パーソンゲーオ。タイで100以上の寺院を見てきたけど一番ぶっ飛んだデザインだと感じたのがココ。山の上にあるので眺望も良し。カオコー名物の雲海リゾートとセットで訪れたい。」とその仏像のデザインのぶっ飛び具合を写真と位置情報付きでツイッターに投稿しています。

 その仏像、真正面から見ると前から白い仏像が大きさ順に5体、まるでマトリョーシカ人形を一列に並べて正面から見ているような感じで並んでいるのですが、その見た目の重なり具合が何ともアメージング。仏像の足元の方にある、銀の球を連ねた3重の輪の中から仏像を見上げている写真は……異世界感満載!さらに近寄って斜め前から仏像の顔をよく見ると、1体ずつ微妙に顔のパーツが違っているという手の込み具合。この仏像、一番後ろの一番大きな仏像の頭や耳に金の装飾が施されているから、もしかしたらこの5体の中で一番偉いポジションなのかも。


 撮影した明石さんでも、ここにある仏像が何を意図してどういう意味を持たせて建造されているのかは分からないという事ですが、それにしてもこの青空に薄く広がる雲を背景に座禅を組む5体の仏像の姿は現実の世界観から切り離されている雰囲気を漂わせています。もしかして、ここは涅槃(ねはん)……?

 明石さんのタイムラインには他にもタイの風景がたくさん。見ているとタイに旅行に行きたくなってしまいますよ。

<記事化協力>
Naoya Akashi@バンコクさん(@naoya_bkk)

(梓川みいな)