関西の人ならご存知の遊園地「ひらパー」ことひらかたパーク(大阪府枚方市)。V6の岡田准一さんが「超ひらパー兄さん」として園長を務めていることでも有名です。これまでにもユニークな企画を次々と繰り出し、その度に注目を集めてきましたが、2018年は全国の人々に存在を知ってもらいたいと「どこいくねん。ひらパー」をテーマに、さらに大きく打って出ることに。

 まず手始めに「渋谷をひらパーがジャックする」というので、ひと足お先に体感してきましたよ。

 2018年の「ひらパー」ことひらかたパークのテーマは「どこいくねん。ひらパー」。これにはどこへでも出張しますよ、という物理的な面と「おおぃ、どこ行くねん?」というツッコミ(心理)面の両方が入ったものみたいです。そしてその第1弾として、4月2日に初の渋谷出張イベント「園長、出張。渋谷ひらパー」が開催決定。ひらパーが渋谷をジャックするといいます。そしてこのたび、ひらパーさんからイベントにおける「渋谷ジャックの秘密兵器」をお借りすることに成功。ひと足お先に体感してきました。

 やってきたのは東京、渋谷。イベントが行われる渋谷109前の「渋谷109スクエア」です。手にはひらパーさんからお借りした「渋谷ジャックの秘密兵器」。……ええぇ……。

 どう見ても、ただの透明な下敷きじゃないですか。でも、今はやりのAR(拡張現実)を採用したグッズだというので試してみることに。

 目の前にはいつのと同じ渋谷の風景。これが下敷きのAR技術で変化するということですが……「だまされたと思って試してください」と言われたので、風景に下敷きを重ねてみることに。

 ああっ!なんということでしょう。渋谷の街が「ひらパー」一色に!渋谷ヒカリエの上には観覧車「スカイウォーカー」、その隣にはひらパーの誇る絶叫マシーン「ジャイアントドロップ メテオ」までも出現しました。すごい!だまされた(笑)!ってなるわけないだろーー!!

 いやぁ……京阪グループの誇る技術陣が総力を結集してないであろう「リーズナブルなAR技術」の結晶、おそるべし。問題は、ちょっと要求される角度が厳密なことくらいで、誰にでも楽しめます。

 4月2日に開催されるイベント「園長、出張。渋谷ひらパー」では、会場でこの画期的なAR体験ができます。また、岡田准一園長の過去のCM・ポスターを一挙公開。関西エリアでしか公開されておらず、しかもインターネットでは報道されることのない、貴重な岡田園長の姿に出会えます。ひらかたパークのイメージや、これまで実施してきた数々のユニークな企画をPRするもの、また岡田園長が主演する映画が公開されるたびに制作される、映画とのコラボポスターなどが見られます。

 岡田准一園長からは、イベント開催に関して、以下のようなメッセージが届いています。

 「若者にひらパーをもっと知ってほしい。そんな思いで大阪を飛び出し、ついに若者の街・渋谷をひらパーらしくジャックします。今年のひらパーは『どこいくねん!』と、ついつい皆が気になる、前人未到の遊園地を目指すので期待してついてきてほしいで、おま」

 また、渋谷に出張するだけでなく、大阪府枚方市のひらかたパークでは、逆にひらパーにいながらにして渋谷で記念撮影ができるという超高速フォトスポット「シャッターチャンス」が4月27日から設置されます。枚方から渋谷まで、およそ500kmあまりの距離を一気に縮めて記念撮影ができる、この技術にもご注目を。

 岡田園長のグッズなど、詳しくは「超ひらパー兄さん 園長資料室」をご覧ください。

■園長、出張。渋谷ひらパー
日時:2018年4月2日(月)10:30~18:30
場所:渋谷 109スクエア

(取材・咲村珠樹)