2018年4月1日、国管理空港として国内2例目の民営化を果たす高松空港。それを記念して、四国のフォトジェニックな88箇所を巡る新しい観光キャンペーンがスタート。3月27日に動画「NEOHENRO|四国ネオ遍路(順打ちver.)」を公式YouTubeチャンネルで公開しました。

 国管理空港として、2016年の仙台空港に続き、国内2例目となる民営化が実施される高松空港。ローカル空港としては初の事例です。ターミナルビルの運営を民間が行なっている国管理の空港は複数あるのですが、高松空港は滑走路などの航空関連施設とターミナルビルを一体として運営する民営化(最長55年)が2018年4月1日に始まります。

 それを記念して、3月27日からスタートするのが「NEOHENRO|四国ネオ遍路」キャンペーン。四国各地のフォトジェニックな風景やモノを四国らしく88スポット選び、写真を撮りながら巡ってもらうことで「四国の新しい魅力」を見つけてもらう企画です。第1弾として公開された動画「NEOHENRO|四国ネオ遍路(順打ちver.)」は、サンポート高松「LiminalAirCore」をスタートして四国各地を時計回りに巡り、高松空港をゴールとする「順打ち」ルートを紹介しています。

 スマホをイメージした縦型の動画に登場するのは、白いネオ遍路装束に身を包んだ男女。傘には世界各国の言葉で「いいね!」と書かれており、手に持っているのはセルフィー(自撮り)ができるよう、スマホを取り付けられる「自撮杖(じどりづえ)」。また、旅の思い出を記録するスマホを大切に守る手帳型ケース「納#帳(のうたぐちょう)」も携行しています。88のスポットで撮影した写真をSNSにアップすると、きっと「いいね!」が集まるご利益があるに違いありません。

 動画はとにかくスタイリッシュ。ファッションショーでモデルがランウェイをウォーキングする時のようなBGMに乗せて、次々と「四国のフォトジェニックすぎる88」が紹介されていきます。撮影では一番フォトジェニックな瞬間を紹介するため、入ってくる光線の角度や色などにも細かくこだわって、絶妙なタイミングを逃さずに行なったとのこと。

 紹介される88の場所やモノは、香川県46箇所、徳島県14箇所、高知県14箇所、愛媛県14箇所の計88箇所。見るだけでなく、食べたり経験したりするものもあり、変化に富んでいます。きっと四国に慣れ親しんだ人も、こんなにフォトジェニックだったのか!と新たな発見をしてしまうに違いありません。また、あなたの見つけたフォトジェニックすぎる四国を、インスタグラムでハッシュタグ「#NEOHENRO」をつけて投稿すると、新しいNEOHENROスポットとして「NEOHENRO」公式アカウント(neohenro)で紹介されるとのこと。

(咲村珠樹)