ミステリアスなラーメン大好き女子高生がラーメンを食べまくる、という説明で全てが終わってしまいそうで、実はそれだけじゃない鳴海なるさんの人気まんが「ラーメン大好き小泉さん」。

 実写ドラマに続き、2018年1月から始まったTVアニメも大好評ですが、3月26日から日清食品の「行列のできる店のラーメン」とコラボ。小泉さん(CV:竹達彩奈さん)によるWEBムービーが公開されました。しかもラーメンの美味しさに惹かれた小泉さんが、思わず和歌山弁で魅力を語るというバージョンも!これは注目です。

 ラーメンホリックとはいえ、普段はよほどのことがない限り行列に並ばない小泉さん。珍しくラーメン店の行列に並んでいます。お目あては「行列のできる店のラーメン 和歌山」。

 ご存知、醤油発祥の地である和歌山県。鎌倉時代に中国留学の経験がある興国寺の僧、覚心が中国で覚えた径山寺味噌(金山寺味噌)の製法を湯浅(現在の湯浅町)の人々に教えていたところ、仕込み方法を間違って現在の「たまり醤油」のようなものができたことが醤油の発祥とされます。その醤油を用いた豚骨醤油スープが特徴のラーメンです。

 とはいえ、カップ麺のために小泉さんが並ぶ?と思ったらいけません。小泉さんの目が本気モードに変わり、怒涛の解説が始まります。あぁ、でもこの「もったいないです」のさげすむような目線、大澤さんでなくともゾクゾクしますね……。



 ここで小泉さんが語る通り、同じ「豚骨醤油」といえど、横浜家系ラーメンと和歌山ラーメンでは、その特徴が違うのです。和歌山ラーメンでは醤油ベース(醤油で煮込んだ豚骨を使ったスープで、醤油の香りが特徴)の豚骨醤油スープと、豚骨ベース(濃厚でまろやかな豚骨スープに香り高い醤油を合わせるタイプ)の豚骨醤油スープの流れがあり、この「行列のできる店のラーメン 和歌山」は後者の豚骨ベースの豚骨醤油スープを採用していることが判ります。



 そしてラーメンを一気に食べる小泉さん。食べ終わった至福の表情もたまりません。





 同時に公開されている「特濃和歌山弁Ver.」では、方言指導を受けた竹達彩奈さんによる和歌山弁も堪能できます。心なしか、こちらの方がより小泉さんの凄みが増しているように感じるのは、ラーメンに惹かれた心の叫びだからでしょうか……。



 これと合わせて、日清グループオンラインストアでは、3月26日10時から「行列のできる店のラーメン 和歌山」を1箱(12食入り)を購入すると、先着1000名に「ラーメン大好き小泉さん」特濃コラボ限定手ぬぐいをプレゼントするキャンペーンも実施していますよ。

(c)鳴海なる/竹書房

(咲村珠樹)