新宿末廣亭にて3月6日に「ドラゴンクエスト」の世界観をテーマにした「ドラクエ落語」が開催されました。

 この企画はスクウェア・エニックスのスマートフォン・タブレット向けタイトル「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」が4周年を迎えたことを記念し、1月から笑福亭鶴瓶さんを起用したTVCM「DQMSL四周年口上」篇(15秒)を放送していることにちなみ、特別企画として行われたもの。

 開催された「ドラクエ落語」では、シリーズモンスターに「スライム家ぷる蔵」「ゴーレム亭めるぎど丸」など亭号が与えられ、新進気鋭4名の噺家が扮して、一日限定の「ドラゴンクエスト」にちなんだ4種類の落語を披露。

 「スライム家ぷる蔵」に扮した三遊亭とむ(末高斗夢)さんは、落語「都都逸親子」をベースにした演目で「勇者勇者と 言っちゃあいるが壺やタンスを 荒らしてる」など、集まったファンが思わず吹き出してしまう都都逸で会場の笑いをさらいました。

 「ゴーレム亭めるきど丸」に扮した笑福亭羽光さんは「村を救ったのに宿代はきっちり取られる」「大金使って装備を買ったら次のダンジョンの宝箱で手に入れる」とドラクエあるあるをオリジナルの演目で披露。

 またトークセッションでは、「ドラキ家らりほの輔」に扮する笑福亭茶光さんは、古典落語「動物園」をアレンジした演目で、ドラキーと「ファイナルファンタジー」シリーズに登場するバハムートの戦いを噺に盛り込んだことを「いきなりファイナルファンタジーいじって申し訳ありません」と語り、「ナイト亭ぴえーる之丞」に扮した笑福亭鉄瓶さんは、終始座っていたスライムの形をした座布団を「持って帰りたい。きめんどうしの弟子なんですけど持って帰っちゃだめですか?」と、テレビCMで“きめんどうし師匠”として出演した自身の師匠である笑福亭鶴瓶さんを「ドラゴンクエスト」シリーズに登場する“きめんどうし”に例え、トークセッションでも会場を盛り上げました。

 なお、会場には「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親であるゲームデザイナー堀井雄二さんと、音楽を手掛けているすぎやまこういちさんのお二人も来場。他にも当日来場者にはオリジナルの千社札(6種、ランダム)などが配られました。

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