近年まれにみる寒波により北陸は大変な事態となっていますが、他の地域も軒並み寒波に晒されています。そんな中、実家から離れて暮らしているの娘の何気ない言葉に母親が送ったあるものが話題となりました。

 東京で暮らすnakiさんが母親から受け取ったというとあるもの……それは、実家にいる猫の毛。「お母さんに「東京寒い」と訴えたところ実家の猫の毛とヒゲが郵送されてきた」と母からの手紙とともに送られてきた、ファスナー付きの透明なナイロン袋の中の白いふわふわとしたものの写真が。その袋には「バロンの毛 ひげ1本サービス付き」の文字。

 手紙には「話していたバロンの毛があつまったので送ります!寒い日が続いているので気持ちだけでもあたたまってください。話したくなったらいつでも連絡待ってますよ。健康第一、体に気を付けてね 母より」と。

 バロンくんはnakiさんの実家にいる、7歳のペルシャ猫。nakiさんはお母さまとよく電話で話すそうですが、ちょっと前に「東京寒いなあ〜猫で暖とりたいなあ〜」と電話口でこぼしていたらバロンくんの毛を集めて送ってきてくれたそうです。なんとも楽しいお母さま!

オッドアイがきれいなバロンくん

 猫のひげのおまけ付きという心遣いにさらにほっこり。猫のひげって、金運のお守りになるらしいというリプライが来ていましたが、筆者宅に時々落ちている猫のひげでもお守りになるのかな??

 そんなお茶目なお母さまですが、nakiさんよれば「まさに理想の母親像そのもの」だそうで、実家を出るまでは子供第一といった感じだったそう。ですが、nakiさんが実家を離れてからは自分のための時間を楽しんでいらっしゃるご様子。お母さんだから我慢ではなく、お母さんだから子供にアレしてあげたいコレしてあげたい!なんですよね。

 nakiさんの「子供目線」からみて、理想すぎて心配もあったというお母さまですが、自分も周りも大事にしつつ楽しんでおられる。きっとお茶目でチャーミングな人なんだろうなと感じられる、そんなお手紙のエピソードでした。

<記事化協力>
nakiさん(@7_k_i)

(梓川みいな)