1人のアメリカ人男性が「もっと会話を楽しむ世の中にしたい!」と一念発起してスタートさせたスマホ用バナナ型受話器「Banana Phone(バナナフォン)」プロジェクト。その日本上陸が決定しました。

 開発者のBrian Brunsing氏は世界中どこに行っても、スマホの画面ばかりを見ている世の中が面白くない!と思ったそうで、もっと会話を楽しんで欲しいとしてこのバナナ型受話機を発想。先に米国でのクラウドファンディング「INDIEGOGO」で470万円を集めて製品化を達成しています。

 そして、さらなる野望「日本上陸」を果たすべくクラウドファンディングサイト「Kibidango」にて日本上陸プロジェクトを実施。3月15日の受付締切を前に目標額を達成。早くも日本上陸が決定しました。

 使い方は手持ちのスマホとBluetoothで接続するだけ。内蔵バッテリーはマイクロUSBで充電できます。ホームボタンで受信、SiriやGoogleアシストの音声指示を使えば発信も簡単に行えるそうです。なお、連続通話時間は10時間、連続待受時間は70時間となっています。

 日本上陸のためのクラウドファンディングは3月15日まで引き続き行われ、Kibidango支援価格(早割)4,880円(30個限定)、5,480円とあります。※Kibidango支援価格には税、送料込。そして一般販売の予定価格は、6,480円(税込)。商品到着は、2018年6月以降順次となっています。

 ちなみに、この商品。コンセプトは「笑って、話して、ゴリラを救おう!」。そのためBanana Phoneの売り上げの一部は、コンゴのマウンテンゴリラの保護活動団体に寄付されるそうですよ。ユニークな受話器で自分は勿論、見た人も楽しませ、さらには動物保護にもつながる。しもしもーと受話器を取るのが一層楽しくなりそうですね。