株式会社ジェンコが、株式会社MAGES.(ゲーム事業ブランド 5pb.)の『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』を、テレビシリーズアニメーションとして2018年2クール放送すると発表した。アニメ制作スタジオは、feel.。ティザービジュアルも解禁された。

 『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』は、数多くの名作アドベンチャーゲームを世に送り出した故・菅野ひろゆき氏の代表作のひとつ。無数に存在すると言われる並列世界を渡り歩き、隠された謎を解き明かしていくSFアドベンチャーゲームで、1996年にエルフ(当時のブランド)よりPCゲームとして発売されたのち、1997年にセガサターン版、2000年にWindows版、そして2017年にはPlayStation4版/PlayStationVita版を発売している。

 今発表と同時にアニメ公式サイト「http://yu-no.jp/anime/」がオープンしている。他情報はまだ明らかとされていないが、名作ゲームがアニメとしてどう描かれるのか。楽しみに続報をまとう。

◆ゲームストーリー
主人公・有馬たくやは幼少期に母を亡くし、
歴史学者である父も二ヶ月前に事故で亡くしてしまった。
全てにおいて活力を失ってしまった高校生最後の夏休み。
ある日、用途不明の丸い鏡とガラス玉のはまった妙な物体が入った小包が届けられる。
同梱されていた手紙には父親が生きていると思わせる内容が…?!
「今夜10時に、この物体を持って剣ノ岬(三角山)へ行け」
指示に従いその場へ向かうと、謎の女性が倒れていた。
そこには学園長と謎の転校生の姿も。
瞬間、地響きとともに光に包まれる…。
並列世界を駆け巡る旅が、今、始まる。

※訂正:本文中記載の「菅野ひろゆき氏」のお名前が初出時誤っておりました。プレス配信されたものを参考としておりましたが、元資料に誤りがありそのまま引き継ぐ形での掲載となっておりました。訂正しお詫びいたします。

(伊佐木零子)