12月16日、幕張メッセの「ジャンプフェスタ2018」で、TVアニメ『東京喰種トーキョーグール:re』に関して、キービジュアルとキャスト情報、最新PVが発表されました。合わせて放送時期も2018年4月からと発表されました。

 発表されたキービジュアルは、メインキャラ5名の立ち姿。バックにはうっすら、ビル街のような風景も見えます。

 そして気になるメインキャストも、キャストコメントとともに発表されました。Qs(クインクス)班の指導者(メンター)、佐々木琲世(ハイセ)を演じるのは、前作『東京喰種トーキョーグール』で金木研(カネキ)を演じた花江夏樹さん。

 「キャラクターもそうですが、 クインクスを演じるメンバーもとても個性の強い方々ばかりなので今から楽しみです。ちゃんと皆をまとめられるように佐々木として頑張りたいと思います!」

 クインクス班の班長で、飛び級でアカデミーを卒業した毒舌家の特待生、瓜江久生(ウリエ)は石川界人さんが演じます。

 「瓜江久生役を担当させて頂く事になりました、石川界人です。役が決まる前からこの作品に惚れ込んでいて、アニメも原作も一視聴者として楽しんでおりました。全身全霊で彼の人生を生きます。よろしくお願い致します」

 クインクス班の元班長で、金髪で三白眼、サメのような歯を持つ強面の外見だが、実は仲間思いの青年、不知吟士(シラズ)を演じるのは、内田雄馬さん。

 「決まった時はすごく嬉しかったです。見た目以上に心優しい部分があるんですよね。人を思いやることが出来る人なので、ビジュアルとのギャップが出て面白そうです…!早くアフレコしたいですね!」

 マッシュルームカットと右目の赫眼を隠す眼帯が特徴の六月透(トオル)役は、藤原夏海さん。複雑な過去を持つキャラだけに、演じがいがありそうです。

 「六月役で決まりましたという報告をいただいたときは、驚きのあまり変な声が出ました。一番最初のシリーズから見させていただいていて、両親といろんなワンシーンを唐突に再現し出したりするくらいに大好きな作品だったので、まさかこうして自分が関わらせていただくことになるとは…もう本当に嬉しくてびっくりで…今はいろんな感情でいっぱいでございます…!六月をこれから演じさせて頂けるんだと考えると心臓バクバクではございますが…気を引き締めて頑張りますので、よろしくお願い致します!」

 クインクス班随一の火力を持つなど、あまりある才能を持ちながら、日頃の鍛錬を怠っているために体力の消耗が激しく、持続力に欠けるという問題児、米林才子(サイコ)を演じるのは、佐倉綾音さんです。「もう寝ます!」という口癖のサイコを「あやねる」の愛称で知られる佐倉さんが演じるのは、ちょっと面白い部分もありますが、物語が進むに従って、非常にシリアスな場面も出てくるので注目です。

 「米林才子を演じます、佐倉綾音です。たくさんの読者さんの期待を背負ってのアニメ化ということで緊張もひとしおです。なかなか頑張らない才子ですが、頑張って演じさせて頂きます。数奇な運命を背負った人間と喰種が織りなす数奇な物語を、アニメーションでも是非お楽しみください」

 同時に公式サイトで公開されたPV第1弾は、1分余りの中に作品の空気が濃密に詰まったものとなっており、期待が高まります。特に最後の部分ではヘッドホン必須。とても良い質感です。

 TVアニメ『東京喰種トーキョーグール:re』は、2018年4月から放送予定です。

(C)石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会

(咲村珠樹)