既成概念は時に自由な発想を奪いがち。でもそんな既成概念のない子どもはよく「遊びの天才」と言われています。そんな自由な子どものおもちゃの使い方が話題です。

 5歳の息子さんと0歳の娘さんと暮らしている岡野かよさん(@kayop)がツイッターにアップした、息子さんの『きかんしゃトーマス』の遊び方の動画が目からうろこが取れた様な気持ちにさせてくれました。

 円に組まれたトーマス用のレール。そのレールの上ではなく、円の中央にトーマスを置き走らせます。するとトーマスはもちろんレールにごっつんこ。レールを押したまま床を滑るようにつきすすむのですが……障害物に当たるとトーマスがレールに沿って反対側に勝手に移動。障害物のない方向に向きを変えてしまいました。そしてまたぐんぐん突き進み、次の障害物でも当たるとトーマスがレールにそって反対側に移動。また障害物のない方向に向きを変えています。まるでトーマスが自由に走っているみたい!

 この動き、円形のロボット掃除機の動きの原形となっている機構と同じ。基本パーツだけで方向転換の機構を作り上げた息子さんに対しリプライでは称賛の嵐。この発想はなかったです。敷かれているレールの上だけを走らせるという固定観念があるとこの発想はなかなかできないものですよね。「常識も時には疑うことが必要かも」という様な声も出ており、確かになぁと納得。

 子どもの遊び方って時に斬新な事もあります。大人が固定観念を押し付けなければ自由な発想が伸ばせるという事なんでしょうね。

<記事化協力>
岡野かよさん(@kayop)

(梓川みいな)