ウニが食べたい──夜中にふとTLに流れてきた豪勢なウニ丼に心奪われてからというもの、口を開けば「ウニが」としつこくダダ漏らしていた筆者に編集部員が助け舟を出したのは1週間ほど前のこと。 「雲丹醤油なんてどうです?」

 ウニに半分以上メンタルを乗っ取られていた筆者が見た一筋の光、雲丹醤油。雲丹醤油は山口県下関にあるうに屋と美味しい醤油屋の共同開発により誕生した商品。醤油と雲丹がバランス良く配合され、すり身や塩ウニ、卵などで造られたうにそぼろの隠し味が旨味を引き立ててくれると以前よりSNSやテレビで話題になっていました。耳にしたことはあるけれども!ということで、今回は雲丹醤油(120ml/972円)を使って色々やってみました。

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■ウニ好きにはたまらない

 ネット一推しの食べ方がTKGこと卵かけごはんということで、早速かけてみたところ、一気にウニの旨味がふんわりと漂う高級TKGに大変身。

 そして、イカソーメンにかけると高級なイカの塩辛に早変わり。これは美味い……と絶句した後、とろ~ん&ふわ~んのウニ風味に思わず頬が緩みまくりでした。さすがテレビやSNSで話題になっている調味料だけあって期待通りの美味しさです。


 ふと、雲丹醤油を余すことなく楽しんでいた筆者は、あることに気づきました。「プリンに醤油をかけたらウニになるのなら、これを応用しない手はない」。そう、既にウニが入った雲丹醤油を使って贅沢かつ安価なウニ丼をつくってしまおうと考えたのです!!

■砂糖無しプリン+雲丹醤油で1貫約38円軍艦に挑戦!

<疑似ウニ丼材料>(2人分:合計240.7円/1人分:120.4円)
卵:1つ(20円)
牛乳:100cc(23円)
塩:ひとつまみ程度(0.2円)
雲丹醤油:大さじ1(121.5円)
※この材料から2人分約160gの疑似ウニが出来ます。物足りない人は醤油雲丹を倍量に増やしてください。

酢飯:1合分(76円)

<手順>
1:卵をしっかりと混ぜます。
2:1に牛乳と塩を入れて混ぜ合わせ、耐熱容器に入れて500Wのレンジで2分半加熱します。
3:2の粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかりと冷やします。
4:3を冷蔵庫から取り出したら雲丹醤油を混ぜ合わせてご飯に乗せるか、ご飯の上に崩した3を乗せその上から雲丹醤油をたらせば出来上がり!

 ポイントは砂糖なしプリンをしっかりと冷やすことです。そうすることで“ウニの素”が出来上がり、雲丹醤油の力で擬似ウニに生まれ変わります!味も雲丹醤油のおかげでちゃんとウニ!ただし好みで濃い薄いはあると思うので、実際作る場合には雲丹醤油の量を好みで加減してください。

 さらに軍艦にも挑戦。前述の疑似ウニの場合、6つ分の軍艦が作れちゃいます。お米は6貫分で約0.8合と丼物より少なくなり、1貫に使う疑似雲丹は27.5円となります。すると1貫あたり37.6円に! 雲丹醤油は1本120mlなので、約8回分の疑似ウニが楽しめるとなると……ウニ好きな人は買って損はないと思いますよ! ぜひぜひ!

<疑似ウニ軍艦材料>(1貫あたり37.6円)
・疑似ウニ:約160g(164.7円/1貫分・27.5円)
・ご飯:0.8合(60.8円/1貫分・10.1円)

画像・編集部撮影

(大路実歩子)