漫画家・佐藤秀峰の最新作『Stand by me 描クえもん』第1巻が4月1日、リイド社のコミックスレーベル・トーチコミックスより発売される。

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 佐藤秀峰は『ブラックジャックによろしく』『海猿』などのミリオンセラー漫画家として知られる人物。その作者自ら、本作では現代まんが道を描く。契約書、原稿料、アシスタントの給料、印税……どこでも語られてこなかった漫画の現場に、古き慣習が未だ残る漫画業界の明暗・表裏。それをジャーナリスティックに、時にユーモアを織り交ぜ展開する。

『Stand by me 描クえもん』は定価630円(税別)にて4月1日発売。なお、リイド社のウェブマガジン「トーチWeb」では第1話~3話までが公開されている。

■『Stand by me 描クえもん』概要
「未来は変わる、僕は今日も漫画を描くーーー」
20歳から漫画家を目指して4年、
うだつの上がらない漫画家アシスタント・満賀描男の許に、
“未来の自分”を名乗るおっさんが現れて忠告する。
「お前、漫画家を目指すのやめろーーー」

漫画家デビュー、彼女ゲット、雑誌人気アンケート1位、初単行本化、重版出来ベストセラー、映像化決定…
夢にまで見た週刊連載漫画家、その実状は生き地獄だった…!!

【4月1日、3日追記】
初出時、株式会社リイド社広報室よりプレスリリースとして提供のあった、本作1話を記事中にて画像掲載しておりましたが、作者である佐藤秀峰氏より著作権侵害の指摘をうけ第1話の画像を全て削除いたします。このたびの件、ご迷惑をおかけいたしました佐藤秀峰氏には心よりお詫び申し上げます。

※プレスリリースとは:企業・団体などから発表される報道向け資料のこと。発表内容のテキスト、記事で使用可能な画像で構成される。

▼経緯報告
掲載にあたっては、通例リリースにある画像使用の注意書に従い掲載を行いますが、本件については一切使用に関する注意がございませんでした。そのため掲載を行っておりましたが弊社では著作権者の意思が最も重要と判断しこのたびの対応を行います。

・3月31日18時30分 リリース受信(@Press経由にて株式会社リイド社が配信)
・3月31日19時8分 記事掲載
・3月31日23時頃 佐藤秀峰氏がTwitter(@shuho_sato)にて弊社記事に著作権侵害があると指摘。


・4月1日7時30分 おたくま経済新聞Twitter担当者が佐藤氏のツイートを確認。編集部にて事態を把握。編集長へ報告。
・4月1日7時37分 佐藤氏に対しTwitter経由にて事態把握に乗り出すことを伝える。その後改めて31日配信のリリースを確認。
・4月1日8時15分 リイド社への連絡より先に記事中の画像削除を優先し決定。対応。
・4月1日8時30分頃 Twitter経由にて佐藤氏へ画像削除および、謝罪・経緯を記事に掲載・追記したことを報告。
・4月1日8時40分頃 株式会社リイド社に対し、問い合わせより事態の報告。佐藤氏に対する謝罪を正式に行いたいと申請。
・4月1日8時45分頃 おたくま経済新聞Twitterアカウント上でも事態を読者へ報告。謝罪、画像削除、経緯報告の記事追記を公表。
・4月1日9時00分~15分頃 読者に対する公表の際のツイート文言「著作権侵害の申し出がありました」という文言に対し佐藤氏より「申し出てないし」という指摘をいただき、改めて「申し出」箇所を「指摘」に修正することを伝える。先のツイートを削除し文言訂正版を再投稿。
・4月1日10時半頃~11時 佐藤氏のTwitterアカウントよりおたくま経済新聞のアカウントがブロックされたことを確認。(スタッフ2名にて目視確認)以降、直接のやりとりは不可能となる。
・4月1日11時27分 @Press社へも問い合わせより報告。
・4月3日午前 リイド社および@Press社より電話連絡をいただきました。後につきましては、リイド社にて対応とのこと。
・4月3日14時40分 リイド社より本件問題の根本となった@Press掲載のプレスリリースに画像削除と謝罪が掲載される。
・5月24日 リイド社ホームページにて正式な謝罪文を確認。( http://www.leed.co.jp/pr2017052401

※上記の時間につきましては詳細が判明次第正しい時間に修正しております。

弊社側にはリイド社広報より電話をいただき、弊社側に落ち度がないことを確認いたしました。

以下、リイド社よりの公式アナウンスです。

著者から第三者への転載使用許諾を得ていない画像を掲載しておりました。
2017年4月3日14時40分に該当画像を削除しました。
ご迷惑をおかけいたしました各メディア関係者、ならびに佐藤秀峰氏には心よりお詫び申し上げます。
(株式会社リイド社広報室)

なお、配信されたリリースは@Press(リリース配信サービス)にて掲載されております。
https://www.atpress.ne.jp/news/125672
真偽について確認したい場合はこちらをご覧ください。

▼今後の対策について
リリース配信された画像は記事にて使用可能というのが通例です。使用禁止の場合はそもそも配信されません。そのため今回のケースは初であり、今後につきましても受信する側では制御・対策の難しいところであります。しかし、二度と同じことを起こさないよう、似た配信ケース(原稿画像の全配信・提供)があった場合には都度配信元様に確認を行うよう徹底してまいります。

おたくま経済新聞 編集部 編集長・宮崎美和子