2007年にPSP向けゲームソフトとして発売され、そのドッド絵や独特のシステムから多くのファンを獲得した『勇者のくせになまいきだ。』。

土を掘り、魔物を発生させダンジョンを作り上げ、やってくる勇者たちを迎え討つという“逆武勇伝”的ストーリーや、プレイヤーである破壊神を支えるちょっと頼りない魔王の愛らしい性格、そして何といってもリコーダーや太鼓などデジタルに頼らずに奏でたゲーム音楽など世界観全てがファンのツボを押し、実に3作のシリーズ作品を生み出しました。

【関連:『バイオハザード7』2017年1月26日発売決定 VR完全対応】

V! 勇者のくせになまいきだ R(ぶい! ゆうしゃのくせになまいきだ りたーん)

■7年ぶりの新作

そんな“ゆうなま”が、実に7年ぶりに新作を出すということがソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアのプレスカンファレンス「2016 PlayStation Press Conference in Japan」にて発表されました!
新作のタイトルは『V! 勇者のくせになまいきだ R(ぶい! ゆうしゃのくせになまいきだ りたーん)』。なんとPS4対応ソフトで、しかもVR(バーチャルリアリティ)タイトルというから驚きです。ちなみにPlayStationの公開したトレーラーでは「PlayStationVR専用」と紹介されていました……。

PlayStationVR専用

■ドット絵からも卒業……

ゆうなまシリーズは2009年に発売された3作目の『勇者のくせになまいきだ:3D』まではドット絵を採用していましたが、新作ではついにドット絵から卒業し魔物も魔王もリアル路線に変更するそうです。しかも今度はプレイヤーである破壊目線でのプレイとなり、舞台も前作までの地下ではなく地上になるそうです。公開されているトレーラーでは、たしかにドット絵から卒業した魔王や魔物たちがぬるぬる動く様が確認できます。

魔物も魔王もリアル路線
ドット絵からも卒業
魔王や魔物たちがぬるぬる動く様が確認できます
この発表を受け、ファンからは「ドット絵じゃなくなるんだ……」と一部で悲しみの声が挙がっているものの「待ち望んでました!」「キターーー!!」「俺のツルハシが火を噴く(※ツルハシはプレイヤーのアイコン)」などとテンションの高いコメントが相次いでいます。

ちなみに、ゆうなまシリーズには様々なメディア作品のオマージュが隠れており、それを見つけることもファンの間で通例となっています。既にトレーラーではやなせたかしさん作詞の『手のひらを太陽に』のオマージュらしきものが登場。
今回はどんな作品のオマージュが隠れているのか、今からワクワクしちゃいますよね! 発売は2017年予定。続報に期待がかかります!

(文:大路実歩子)