普段は1900円するiPhoneアプリ『家庭の医学』が5月31日まで無償提供されています。
これは保健同人社が発刊している家庭医学書『家庭の医学』のアプリ版で、熊本地震の被災者支援のため期間限定で決定しました。

【関連:地震?めまい? 地震後に発症する「地震酔い」の改善方法】

被災者支援で『家庭の医学』アプリが5月末まで無料DLへ

同書約2000ページにも及ぶ家庭向けの医学書が収録されており、症状から探したり気になるキーワードから検索することも可能。また、ページのブックマーク機能や自身の症状と重ね合わせるセルフチェック、応急処置と症状に関する情報、病気の知識など、このアプリがあれば病院に行く前にまずは自分がどんな病気なのかをチェックできるために非常に便利です。

試しにダウンロードして、現在被災地で問題になっているエコノミークラス症候群について調べるべく「エコノミー」で検索してみたところ、「エコノミークラス症候群」「肺塞栓症の特徴」「肺血栓塞栓症、肺梗塞」「血栓性静脈炎」「更年期障害の原因」の5つがヒットしました。

検索した言語の関連性の高いものから表示され、自分でも病に関する“あたり”をつけることができるため、特に病院での治療をすぐ受けることが難しい被災地などではいち早い不調への対処に役立つのではないでしょうか。

【配信情報】
対応:iOS 6.0 以降。iPhone、iPad、および iPod touch
ダウンロード方法:iTunesからダウンロード。またはiPhoneでAppStoreへアクセスし、「家庭の医学」で検索するか「カテゴリ→メディカル」。
iTunes:https://itunes.apple.com/jp/app/id368514628

(文:大路実歩子)