池田理代子原作による不朽の名作漫画『ベルサイユのばら』の舞台として知られる、フランス・ベルサイユ宮殿が一部ホテルに改装され、宿泊客を受け入れることが分かりました!海外メディア複数が報じています。

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ベルサイユ宮殿

報道によると、2500万ユーロ(約31億円)を投じて、宮殿敷地内の建物の一部を小規模ホテルと高級フランス料理店に改装するそうです。ホテルの客室は20。

改装されるのは宮殿左の庭園側にある1680年代の建物。グラン・コントローレ、プチ・コントローレ、パビヨンとなっています。それぞれこのところは使用されてこなかったといい、傷みがだいぶん進んでいるそうです。

ベルサイユ宮殿には年間1400万人が訪れるそうですが、入場料などの売り上げは予算の約半分しかまかなえておらず、あとは国からの補助金や寄付金があてられています。

保護・補修にお金のかかる古い建物の管理は、どの文化施設でも頭を悩ませていると聞きますが、それはベルサイユ宮殿も例にもれずなようで、特にこのところ国からの補助が減る一方という状況に相当苦戦していたようです。

とはいえ、フランスが好き、さらには『ベルサイユのばら』でベルサイユ宮殿に憧れを抱いていた人には、今回の一部ホテル化は朗報ではないでしょうか。

ただし!冒頭書いたとおり客室数は20。またベルサイユ宮殿にみあった高級感あふれる室内他にするとのことなので、1泊でもかなりのお金が必要なもよう。一般人には高嶺の花となるかもしれませんが、でも一度は泊まってみたいですよね。なお、オープンは2018年頃と伝えられています。

▼参考
lapresse