人気作品『クレヨンしんちゃん』が2016年4月で25周年を迎えることを記念し、3月24日から4月5日の期間に東武百貨店・池袋店で『クレヨンしんちゃん展』が開催されています!……が、その目玉展示の一つ「ひろしの臭い靴下」がガチで臭いと評判になっています。

【関連:野原ひろし主人公のグルメマンガ『野原ひろし 昼メシの流儀』スタート】

クレヨンしんちゃん展

ひろしとは、主人公・しんのすけの父であり、双葉商事に勤務する現役サラリーマン。長時間革靴を履いているせいか、足が臭いことが度々作中で紹介されています。
その臭いの度合いは、妻のみさえやしんのすけがひろしの靴下を武器として使うほど。嗅いだ者は失神したり、時には眠っていた記憶を呼び覚ますなど様々な反応を示します。一種の刺激薬といったところでしょうか。

そんなよりによっての「ひろしの臭い靴下」を本展では、科学的に調合した臭いで初再現。調合した人がすごすぎる……。ちなみに人体へは無害とされていますが、強烈な臭いを発しているため会場内では隔離された場所に設置され、透明ケースに入れて展示されています。蓋をあけて嗅ぐこともできますが、展示物のそばには「ふたをあけすぎないように気をつけるんだゾ!」と注意書が置かれています。

クレヨンしんちゃん公式Twitterアカウント(@crayon_official)もこの展示物について紹介していますが、あまりに臭すぎるため開場前にはケースの蓋のフチをテープで固定し、臭いが漏れないよう密閉していたそうです。

テープで密閉された「ひろしの臭い靴下」

なお、ネットには実際に行った人たちから「本気で臭い」「ひろしの靴下は嗅いだら悲しくなった」「ひろしの靴下がちでヤバイ」「めっちゃ臭い」といった感想が投稿されていました。どうやら本気で臭いらしいです。

『クレヨンしんちゃん展』今後全国巡回が予定されています。4月末からゴールデンウィークは大阪・大丸心斎橋店、7月下旬は兵庫・大丸神戸店、8月には熊本・鶴屋百貨店、秋に青森、2017年冬に岩手などが予定されています。詳細な日程や巡回先については決まり次第『クレヨンしんちゃん展』公式サイトに掲載されますので、遠方の方はどうぞ楽しみに待っていてください。

(文:はな)