日本気象協会が、週末(2016年2月13日~14日)は急速に発達する低気圧の影響のため、九州から東北にかけての広い範囲で強い雨をともなう春の嵐となる予想を発表しました。各地では春一番が観測され、季節外れの暖かさのため強風によって一気に花粉が飛び散る可能性があるそうです。

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(2月13日~14日の天気のイメージ)

(2月13日~14日の天気のイメージ)

低気圧が急速に発達しながら日本海をすすむ予測で、日本の東で勢力を強める高気圧との間で等圧線の間隔がこみ合ってしまうからだそうです。
交通機関の乱れに注意し絶対海には近づかないほうがいいレベルだそうですよ。

さらに、この春の嵐、南風によって九州から東北ではかなり気温が高くなることが予想され、関東では条件次第で25度を超えてしまうかもしれないなんていう季節外れもいいところの予想も! 2009年のバレンタインにはこのような気圧配置で神奈川県小田原と千葉県茂原では同じように夏日になっています。

また、この影響から一気に暖かくなるため雪のある地域は雪解けに注意が必要で、花粉の飛散も一気に進む可能性があるため花粉症の方も注意が必要だそうです。

早く寒い冬が終わってほしいと思ってはいたものの、暖かくなっても花粉が多く飛び散るんでは前途多難であることに変わりはないような気もしますが、でもやっぱり春は花見に新年度にとフレッシュなイベントも満載。
週末は天気に気をつけながら、花粉症の人はマスクを用意しておいたり洗濯物を外に干さないなど、早めの対策をしてくださいね。

(強風への警戒期間)

(強風への警戒期間)

(文:大路実歩子)