お守りってちょっとデザインが……、こんな願い事のお守りが欲しいな……なんて思ったことありませんか?
そんな悩みを解決できるオシャレなお守り・OMAMOが大人気となっています。扱っているのは東京大田区にある日蓮宗の池上實相寺で、つい最近開始したばかり。

副住職である酒井智康さんは多様化した現代人の悩みひとつひとつにお寺が答えられる方法はないかと悩み、この進化したお守りであるOMAMOを考案したそうです。

【関連:初詣や受験にちなんで、空に関わる神社仏閣のお話】

(omamoの組み合わせ例)

(omamoの組み合わせ例)

従来のお守りは「交通安全」「健康祈願」「学業成就」などあらかじめ願いが決められたものしかありませんでした。それをこのOMAMOでは、ひとりひとりの願いを聞きながら元々意味が込められた日本の伝統的な文様である柄を組み合わせることにより、無限のバリエーションが生み出せるようになったそうです。

公式サイトでは例としてこんなカスタマイズが紹介されています。

・「流水」と「檜垣」の柄を組みあせて「オネショ防止」
・セックスレスが悩みだという人に対しては豊沃の象徴の野菜である「瓢箪」と「花火」の柄を組み合わせて「性欲爆発」
・可愛くなりたい、という人には様々な花の柄を合わせて「超絶かわいい」のレインボー柄を

(「オネショをなおしたい」という願いの場合)

(「オネショをなおしたい」という願いの場合)


(「流水を槍垣でせきとめる」でオネショ防止)

(「流水を槍垣でせきとめる」でオネショ防止)

切実な悩みはもちろん、ユニークに飛んだ煩悩由来のお悩みに対してもウェルカムなんだそうですよ。

つくり方は簡単。公式サイトの注文ページからどんな願い事を込めたいのかを書いて送ったら、副住職監修の元、柄の組み合わせと祈祷内容が送られてきて、最後に色を選んで注文できるようです。お値段は3000円(税込・国内送料込)。現在、注文が殺到してしまい4月以降の発送予定だそうです。
ちなみにカスタマイズしないものも売られており1500円(税込・国内送料込)で販売されています。

▼参考・引用:
OMAMO公式

(文:大路実歩子)