ウルトラマンは50年
仮面ライダー45年
戦隊シリーズ次回で40作目

あの日あの時、キラキラした目で観ていた特撮ドラマ。夢も希望も盛りだくさん。未来なんかちっとも怖くはなかったのに、今や気づけば立派な中年。

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このところの特撮ドラマ周年報道で、筆者のように改めて自分の年齢、時の流れに気づかされる方は多いのではないでしょうか。個人的には、あの日ふさふさだった黒髪が……(説明中略)。
「あぁ、もうそんなにたつのか」と思わずため息が漏れてしまいます。

つい本日(1月28日)朝にも、仮面ライダー生誕45周年を記念した3月公開の映画『仮面ライダー1号』のキャスト情報が解禁され、主演を藤岡弘、さんがつとめることが明らかとなりました。
藤岡さんが仮面ライダー1号として主演するのは、1972年公開の映画『仮面ライダー対じごく大使』以来実に44年ぶりとなるそうです。

(c)「仮面ライダー1号」製作委員会 (c)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

(c)「仮面ライダー1号」製作委員会 (c)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

■初期は藤岡さんがスーツアクター兼任

仮面ライダー1号といえば、藤岡さんは撮影中の怪我により途中降板をよぎなくされています。そのため急遽「2号登場」というシナリオで展開されました。

今ではめずらしいことですが、藤岡さんは初期の頃、本郷猛役だけではなく仮面ライダーのスーツアクターも兼任していたのです。この事故以降、一部の演出を除き主演のスーツアクターはスタントマンが担当するようになっています。

そんな仮面ライダー1号は、今回の映画でビジュアル刷新するそうです。披露された写真をみると、初期よりも全体的にガッチリとした見た目。
「まるで現在の藤岡さんの体型にあわせたかのよう」とファンの間でささやかれています。

(c)「仮面ライダー1号」製作委員会 (c)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

(c)「仮面ライダー1号」製作委員会 (c)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

■今回中の人は誰が?……ファンがざわざわ

他にも「藤岡さん本人がまさか入る?」という声が上がる一方で、「岡元次郎さん?」という声も上がり盛り上がっています。どちらが入っていてもファンにとっては嬉しい限りですが。でも気になりますよね。

藤岡さんは今回、企画段階から参加しており、脚本にはかなり要望が取り入れられているそうです。藤岡さんが心血を注ぎ込んだ作品ならば……ありえなくもないような。
発表コメントにも主演を聞いたとき「お話を聞いたときは血が騒ぎましたね。」とあったり、「生のアクションも見ものだと思いますよ」とあるので、何らかの形でアクションを見せてくれることは間違いなさそうです。

なお、仮面ライダー1号のビジュアル刷新にともない、愛車サイクロンも「ネオサイクロン」へと進化を遂げています。世界各地で秘密結社ショッカーを相手に戦い続けていたことで進化したとのこと。

映画『仮面ライダー1号』は3月26日公開。どんな脚本になっているのか、スーツアクターは誰なのか。個人的にも、今から公開日が待ち遠しいです。

▼藤岡弘、さんコメント全文
最初の「仮面ライダー」から45年経っているわけですが、改めて主演するというのは感慨深いものがありますね。まさか45年を経て主演ができるなんて思わなかったな。お話を聞いたときは血が騒ぎましたね。

今回演じるにあたり、当時どういう気持ちで取り組んだのか原点を振り返りました。そのときの想いをもう1回投入しようと思ったんですね。当時見ていた人を失望させたくないですから。自分としては、一生懸命頑張らせていただきました。映画では生のアクションも見ものだと思いますよ。いろんなものが進化してパワーアップしているからね。

(c)「仮面ライダー1号」製作委員会 (c)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

(文:HideI)