翔泳社から2016年初旬に、IT専門用語などを萌え擬人化したネットワーク入門書が刊行されます。

本書は1冊の書籍だけにとどまらず、今後メディアミックス展開を視野に入れ『IT擬人化計画』としてプロジェクト化されているそうです。そのため、キャラクターや世界観をより魅力的なものにするためにアニメ制作会社とタッグを組み、人気絵師108号氏がデザインを担当しています。

【関連:山形県からお米を擬人化した2次元アイドル誕生!メンバーは「はえぬき」「つや姫」「ひとめぼれ」】

花形プロトコル“HTTP”

発表によると、たとえばホームページなどを扱う花形プロトコル“HTTP”の場合「華やかな仕事が多いアイドル系。トラブルが起こると”404“など意味不明な数字をつぶやいて仕事を放棄。」という風にプロトコルの特徴を属性化し、キャラクター表現にまで落とし込んだ初の解説書になるとしています。

IT専門用語の擬人化キャラ

「SMTPとPOPの設定」や「TCPがいないだと!」と、気になる点は多少ありますが、現在のものはまだ「検討中」のもの。実際になるともう少しブラッシュアップされるそうです。

クラウドファンディングサービス『Makuake』

発売に先駆け11月17日から、クラウドファンディングサービス『Makuake』を通じて、プロモーション展開の資金を募る試みが行われています。こちらは目標額30万のところわずか11時間で達成しており、12月18日まで引き続き出資受付が行われます。
クラウドファンディングでは、出資者へのリターンとして今回発売される書籍を発売前に入手できる権利や、出資額に応じて書籍への名前掲載(数量限定)、オリジナルのキャラクターグッズ、アニメ制作会社のスタジオ見学などの特典が用意されています。最安コースは2000円と書籍定価2138円より安くなっているので、気になる方は1冊買うつもりで参加してみるといいかもしれません。