まるで“ニコニコー”としたような顔の、アザラシの写真がTwitterで1万3千RTされるほど話題になっています。

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ハチ。さん(@hachi_100smiles)より ハチ。さん(@hachi_100smiles)より

話題の発端はTwitterユーザーのハチ。さん。先日、大阪・海遊館を訪れた際にこの場面に遭遇したそうです。当日この場に居合わせた人達は、ハチ。さん含めて皆釣られて思わずニコニコ笑顔に。「可愛い!」「わろーてる!」と言いながら写真を撮る人も多かったのだとか。

海遊館広報の方に写真を見ていただいたところ、写真のアザラシは、海遊館の新体感エリア・北極圏にいるワモンアザラシのアラレちゃん(メス)だそうです。
広報の方によると、アラレちゃんは普段から割とニコニコした表情を見せてくれるそうですが、ただ写真のような“満面のニコニコ顔”は滅多に見られるものではなく「泳いで通り過ぎたりすることもあるので、こういう写真が撮れたのはかなりの偶然だと思います」と仰っていました。でも「普段から人がいると向こうものぞき込んだりは多いですよ」とのこと。

水中ではドーム状のアクリル前でニコニコ顔で泳いでいたり、水面では(写真の水槽は上から見ることもできます)直立不動で浮かんでいたりと、見る人を色んなポーズで楽しませているそうです。

海遊館より 海遊館

アラレちゃんは海遊館のブログに『アラレの魅力を伝えたい』シリーズがあるほど人気が高く、海遊館のカレンダーにも毎年採用される「アイドル的存在(?)」なのだとか。
でも実は、海遊館のワモンアザラシの中で一番警戒心が強く、少し離れて人を観察していることも多いそうです。ちなみに好き嫌いも多くて、アジが苦手でメロウド(イカナゴ)は口に入れることさえも……。

愛嬌がある時もあれば、警戒してる時もあり、さらには好き嫌いで飼育員さんを困らせてみたり……。人に例えるなら「ツンデレ娘」といったところでしょうか。もし訪れた時に、アラレちゃんが近寄ってこなくても「あぁ、アラレちゃん今日はツンモードだな」くらいに流して見守ってあげてくださいね。

なお、海遊館にいるワモンアザラシは、アラレちゃんの他、ユキちゃん、フブキ君、モヤ君といて、皆お天気に関する名前がつけられているそうです。アラレちゃんの特徴は「色白で大きな瞳」とのこと。海遊館にお出かけの際には、ぜひアラレちゃんを探してみて下さい!

取材協力/写真提供:
ハチ。さん(@hachi_100smiles)
海遊館(大阪市港区海岸通1-1-10)