京騒戯画9月1日(日)に幕張メッセ国際展示場で行われたキャラホビ2013 C3×HOBBY のステージイベントで、「京騒戯画 祝!TV アニメ化製作発表会」が行われた。
ステージには、声優の釘宮理恵、鈴村健一、斎藤千和、矢尾一樹、オープニング楽曲を担当する、たむらぱん、東映アニメーション関弘美プロデューサーが登壇。

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京騒戯画 「京騒戯画」発表会


そして、放送局と放送日が発表された。放送はTOKYOMXで10月2日(水)25:30 から毎週水曜日放送、BS朝日では10月4日(金)25:30から毎週金曜日放送される。さらに、オープニング楽曲にたむらぱんを起用し、オープニング楽曲タイトルが「ココ」であることも発表された。

 
<以下:詳細イベントレポート>

イベント開始と同時に、釘宮理恵、鈴村健一、斎藤千和、矢尾一樹、関弘美プロデューサーが登場。全員で声を揃え「TVアニメ化決定~!」と発表すると
満席の観覧席に加え、立ち見でステージを観賞する大勢のファンから「おめでと~!」と大きな声があがった。

■TVアニメ化決定を受けての感想
MCからキャスト陣に向けTVアニメ化決定について感想を求められると

矢尾「本当にTVアニメ化するなんてびっくりですね。どんどんこれからもみんなで盛り上げていきたいと思います!」

斎藤「本当に待っていました、という感じです!新たな舞台に、この世界をお届けできるというのは嬉しいです。本当に楽しみです。」

鈴村「(配信アニメが)始まった時は単発で終わるのかと思いきや、どんどん繋がっていきました。皆さんが期待してくださった分、その大きさがTVアニメ化につながったんだと思います。皆さんのおかげです!」

釘宮「個人的にすごく大好きなテイストの作品です。(配信アニメ時から)本当に素敵で面白い作品だなと思っていました。皆様に一定してお届けできるよ
うになったのがすごく嬉しいです。収録も精一杯頑張りたいと思います。」
と、其々コメントした。

■TVアニメ化に至るまでの経緯
続いて、東映アニメーションの関弘美プロデューサー(以下、関P)からTVアニメ化に至るまでの経緯が語られた。

関P「2011年に皆さんに第一段として、初めて観て頂ける映像ができ、2012年に第二段として短編を5話分つくりました。本当に応援してくださる皆さんのおかげで、TVアニメ化することができました。TVアニメで放送する1クールの内、新作アニメは10話あり、各1話づつ3章立てになっています。少しきどったいい方をすると、3部構成というのは海外のハリウッド型の考え方を元にしています。松本監督と映画の話をしながら、この構成にきめました。新作アニメの10話以外に、2011年・2012年に配信した過去の映像を再編集した予習編を第0 話とし第1 回目に放送します。また、今日はまだ内容については言えませんが5.5 話と10.5 話というスペシャルな特別番組も予定しています!」

と、通常のアニメとは違ったスペシャルなエピソードを準備中であることを明かした。
配信アニメ時とTVアニメ時でのキャスト・スタッフ陣については、そのままのメンバーの起用が発表され、関P「すごく豪華なメンバーだと思います。」と語ると、TVアニメでは宮司役を演じる矢尾から「今回宮司役になっているけど、前(配信アニメ時)はゲジゲジっていう役だったからね」と、一部変更があったことを明かした。

■TVアニメーション番組宣伝用ポスタービジュアル発表
続いて、本作がTVアニメシリーズ監督デビューとなる松本理恵監督がディレクションした、番組宣伝用ポスタービジュアルが発表された。

関P「普通のアニメの番組とは少し趣が違うかなと思いますが、引き締まった黒に赤い筆で描いたキャラクターを使用しています。」

ビジュアルを発表すると、キャスト陣からは「ほんとうに素敵。アーティスティック!」(釘宮)、「しゃれおつですね」(鈴村)、「すごくかっこいい」(斎藤)、「すげ~」(矢尾)、と其々絶賛のコメントが上がった。

■第1話第1章先行上映(謎に包まれていた、キャラクターと世界観設定を発表)
続いて、関Pが「過去に、明恵上人が古都様と世界をつくり始めたというのが物語の始まり」と世界観の設定を語り、キャスト陣もまだ観ていないという完成したばかりの第1 話第1 章が先行初上映された。

描いた絵が動き出す不思議な力を持った明恵上人と古都様、薬師丸、鞍馬、八瀬たちとの出逢い、鏡の都‘鏡都’誕生のひみつが描かれている。
第1 話第1章の上映が終了すると、キャスト陣がそれぞれ感想やエピソードを語った。

鈴村「最初(配信アニメ時)の京騒戯画って、松本監督にも聞いたんですが、ロングなシリーズを全部切り取って1本にした、TVシリーズをぎゅっと縮めたPVのようなものだったそうです。今回1話収録してみてやっと意味が分かりました。今回の1章だけでもだいぶ理解ができて、なるほどな~ということがたくさんありました。過去に収録したものがどういう意味だったかやっとわかったので、役に対しての思いいれも前よりもさらに強くなりましたね。」

釘宮「第1章をみただけでも、本当にすごくよくできていて、ほっこりするような家族がテーマになっているので楽しいなと思いました。実は第1 章では一言
もしゃべってないです。第2 章・第3 章をお楽しみに…」

斎藤「実は、第1話第1章では、私はショーコではなく、薬師丸という役で出させて頂いていました。」

■オープニング楽曲にたむらぱんの起用を発表。曲名は「ココ」
ここで、第1 章で流れていたオープニング楽曲のアーティストとタイトル名が発表され、たむらぱんがステージに登場。

たむらぱん「キャラホビに登壇するのは、初めてです。みなさんのパワーがすごいですね。曲は、松本監督の思いや作品の話を聞き、監督のイメージに沿ってつくっていきました。タイトルの「ココ」は、松本監督と話したときに‘居場所’が一つのテーマになっているのかなと思い、自分にとっての「ここ」ってなんなのかなと考えて作りました。」
と曲作りについてのエピソードを明かした。

■最後にそれぞれファンへのメッセージ

釘宮「本当に本当に頑張ります。みなさんに楽しんでもらえると嬉しいです!」

鈴村「本当に素晴らしい作品だと思います。今まで解けなかった謎も今回のTVシリーズで解けてくると思いますし、松本監督もものすごく情熱的に収録をすすめていますので、楽しみにしていてください。」

斎藤「ここにいるキャストさんもスタッフさんも愛をいっぱい注いでつくっています。自信を持って、絶対にみてくださいと言える作品です。宜しくお願いします!」

たむらぱん「是非体中で体感してください。」

矢尾「おいて行かれたら最後だからな!第1 話(第0 話)からみないとわかんなくなっちゃうからな。5.5 話と10.5 話がどういう風になるのかも楽しみにしていてくれたらと思います!応援たのむぞ!」

とメッセージを語り、イベントを終了した。

「京騒戯画」
TOKYOMX:10月2日(水)25:30 より毎週水曜日放送
BS 朝日:10月4日(金)25:30 より毎週金曜日放送

(C)東映アニメーション/京騒戯画プロジェクト