赤ちゃんの手「キラキラネーム」または「DQNネーム」と巷で呼ばれるものご存知でしょうか。
数年前からネットを中心に頻繁に話題となるこの「キラキラネーム」。

調査結果


アニメや漫画に登場するような変わった名前に無理に漢字を当てはめたものや、古代の暴走族が使用した「愛羅舞勇=アイラブユー」など、英語を無理に漢字に置換するという表現技術を用い付けられた『名前』のこと。

代表的なものに「藍衣姫=なうしか」「龍飛伊=るふぃ」「凸=てとり」などがありますが、実際どの程度そうした名前が付けられているのかこれまで明らかにされることはありませんでした。

今回、株式会社リビジェンが全国の10代・20代を対象にキラキラネームに関する調査を実施、500サンプルを得て、その結果を発表しました。

調査結果によると、『同級生内に「キラキラネームだなあ」と思う子はいた?』という質問に28.4%「いた」と回答。そして学校内で見ると44.8%が「いた」と回答しています。

また、この質問を10代・20代に分けると、『同級生内に「キラキラネームだなあ」と思う子はいた?』という質問の場合「いた」と回答したのは10代が38%、20代が22%。そして学校内でみると10代が53%、20代が40%「いた」と回答しています。
つまりキラキラネームの存在が世代が若がえるほどにその数を伸ばしているのが今回の調査結果で判明したのです。

なお、「これまでに出会ったキラキラネームは?」という質問には、第1位が「きらら」と22名が回答。他には、「真九州=まっくす」「愛音羽 =あねは」「明日=ともろー」「美凪子=びーなす」「セルシオ」「音=りずむ」などの名前が挙げられたそうです。

「名前」は一生を通じ使用する大切なもの。読みにくい名前や変わった名前は時として、その子の人生に大きく影を落としてしまうこともあるそうです。
字画に好きな言葉、意味など……名付ける際色々と考え過ぎてしまう気持ちも分からないではありませんが、できるだけ生涯使えるよう、そして子供の身になって名付けるよう、よく考え付けて欲しいものですね。

【調査概要】
調査手法:オンライン調査(スマホリサーチ)
調査対象:全国10代・20代の一般男女(スマートサーベイモニター会員)
有効回答数:500サンプル
調査日時:2013年7月30日 16:00~同日16:20
調査地域:全国
調査実施:株式会社リビジェン